今週の日経平均株価分析(3月22日~3月25日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
今週の日経平均株価を振り返っていきます。
週足
ローソク足
先週の大陽線の流れを引き継ぐように今週も続伸した。
ローソク足は「陽の寄り付き坊主」となり2月高値を回復した。
移動平均線
今週の上昇で13週線を回復し、52週線まで到達した。
高値は52週線、終値は26週線が抵抗となる動きとなり、短期的な急反発の利益確定ポイントとして意識されたことが伺える。
トレンドライン
結果的に2021年9月高値を起点とした上値抵抗線および2021年8月安値を起点とした下値支持線が交わる三角保ち合いの終点付近に戻ってくることになった。
三角保ち合いの終点付近が抵抗となって反落するのかどうかを来週以降見極めていくことになる。
日足
ローソク足
2019年以来の9連騰を記録する強い1週間であった。
先週のアイランドリバーサルから「四空」を形成しており、売り方が盛大に踏まれていることが伺える。
移動平均線
200日線が利益確定のポイントとして意識され、金曜日は陰線を形成した。
今回の急騰によって下向きだった25日線および75日線が上向きまたは横向きに転じ、下落→BOXになる局面に移りつつあることが伺える。
トレンドライン
2021年9月高値を起点とした上値抵抗線と200日線が重なるポイントが意識されている。
この上値抵抗線を明確に上抜ければ、昨年9月から始まった6ヶ月間に渡る下落が終焉した可能性が大きくなる。
ボリンジャーバンド
+1σを回復し、+2σに到達した。
+2σを超えて+2σ~+3σの間で株価が動く強烈なバンドウォークには発展していないが、+1σ~+2σのバンドウォークに入った可能性は残す週末となっている。
来週は+2σおよび+3σが下向きに転じるか否かがバンドウォークなのかBOXなのかを判断する材料となる。
日柄および値幅
9月高値→3月安値の61.8%近くの戻り幅となっており、上昇が一服する水準に来ていると考える。
もう一段高があった場合は28,500円付近まで高値は想定しておく。
昨年8月末からの急騰は18日間で3,800円の上昇となっている。
今回は底値から12日間で3,700円の上昇となっており、日柄は不十分だが、上昇幅としては十分な値幅を達成している。
ここからの追っかけ買いはいつ梯子を外されるか分からないため注意が必要である。
今週の売買ポイント
・2月高値に並んだ水曜日:「売る動作」
TOPIX
ローソク足
TOPIXは「五空」を形成している。
今週のローソク足の動きとしては日経平均株価と同じであり、TOPIXも2021年9月高値を起点とした上値抵抗線で上値を押さえられている。
移動平均線
日経平均株価と異なり200日線を回復し、25日線や75日線が上向きに転じている。
この後25日線が波打ってBOXになるのか、そのまま上向きが継続して上昇していくのかを見極めていくことになる。
指標
25日騰落レシオ
短期的には買われ過ぎているが、25日騰落レシオで判断すると先週と同様に中立な位置にいる。
短期的な過熱感から売った人は今週の上昇で苦しめられている。
空売り比率
空売り比率が久しぶりに30台を記録した。
安定的な上昇をするためには30台を継続する必要があるが、週末には再び40台に突入しており上値が重くなる要因となっている。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:売り越し」「個人:大幅に売り越し」となっている。
下落局面で買い向かった個人(現金)の利益確定がある程度入っているのかもしれない。
日経VI
日経VIがやや高めであることから今週はザラ場の値幅もそれなりに大きかった。
20%を割らないと売りは期待できないため、現在は中立のポジションが適切であると考える。
来週の戦略
押し目買いをメイン戦略とする。
ただし、ここまで上昇のスピードが速かったため値幅を伴ったスピード調整には注意をしたい。
大局では1月高値~3月安値のBOXを想定する。
上値の節目
1/5高値(29,388円)、200日線、+2σ
下値の節目
2/10高値(27,880円)、3/1高値(27,013円)、100日線、75日線、25日線、5日線、+1σ、各窓
意識する日柄
・3/9安値から17日目の4/1
・2/10高値から33日目の3/31
・1/27から42日目の3/30
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し→2/24達成
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
→3/7達成
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値→3/9安値(24,681円)
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
今週の日経平均株価分析(3月14日~3月18日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
今週の日経平均株価を振り返っていきます。
週足
ローソク足
急落の後の急反発は毎回のパターンであり、今週は「陽の丸坊主」に近い大陽線を形成した。
先週のローソク足と合わせると「陰陽のたすき線」で反転上昇の局面に入ったことを示唆する組み合わせとなっている。
移動平均線
移動平均線の向きや並びは先週と変わらないが、13週線との乖離が狭まってきている。
週足レベルで見た時に13週線が一端の高値になるか否かを来週は見ていくことになる。
トレンドライン
今週の終値は2021年8月安値のネックラインで綺麗に止まっている。
ネックラインは一端の戻り売りポイントとして意識されやすいが、週明け早々にネックラインを上抜けた場合は下落からの本格的な戻りの局面に入ったと考えることもできそうである
日足
ローソク足
5営業日中4営業日が陽線の強い一週間であった。
ローソク足としては25,700円を境に「アイランドリバーサル」を形成しており、底打ちが濃厚となるローソク足の組み合わせが出現している。
急落局面で売り叩いた投資家は非常に苦しい状況になっていると考えられる。
移動平均線
依然として25日線は下向きであるが、2営業日連続の陽線で25日線の上に出ていることから、これまでの25日線と株価の絡み(陰線を形成)とは違う雰囲気が出てきている。
25日線の角度も緩やかになってきており、横向きに転じる日も近いと考えられる。
トレンドライン
1月高値を起点としたトレンドラインの上値抵抗線を大陽線で抜けてきたことから、年明けから始まった下落が一旦終了した可能性が出てきた。
3/1高値を終値ベースで超えられれば、下落が終了したことがより明確になると考えている。
ボリンジャーバンド
-1σを明確に回復し、-3σ、-2σが上向きに転じたことから、急落が終了し、BOXに入りつつあることがボリンジャーバンドからは伺える。
来週は+1σや+2σが上値の目途になる可能性があることに注意する必要がある。
日柄および値幅
日柄で見ると金曜日は3/9安値から「8日目」、2/10高値から「25日目」であり、「9日」「26日」が意識されるのであれば、一旦の高値を付ける可能性がある。
来週、調整をするのであれば3/9安値を割れない前提で積極的に買っていくことができそうである。
今週の売買ポイント
・直近安値を割った月曜日の寄付:「売る動作」
・2/10高値から18日、1/5高値から43日の日柄に達した水曜日の大引:「買う動作」
・反発後に押した金曜日の大引:「買う動作」
過去チャートから見られる傾向
先週の分析で2018年以降の急落後の株価の反発局面が参考になることを記載したが、今回は日柄および値幅からもう少し詳細に考察してみる。
2018年3月~5月は38日で約2,700円の上昇。
2018年12月~2019年3月は43日で約2,900円の上昇。
2015年9月~12月は43日で3,100円の上昇。
これらのチャートから、反発上昇は「42日」の意識される日柄で2,700円~3,000円上昇する傾向が見られる。
現在のチャートに当てはめて考えてみると、GW明けくらいまでに27,600円前後まで株価が戻る可能性が考えられる。
この日柄と値幅は丁度、2021年9月高値を起点としたトレンドラインの上値抵抗線とも重なってくる。
TOPIX
ローソク足
TOPIXもアイランドリバーサルを形成し、25日線を明確に回復してきている。
日経平均株価よりも一早く、3/1高値に並んで上抜け目前の状態である。
移動平均線
移動平均線の並びに変化はないが、75日線との乖離が狭まってきている。
25日線を明確に回復してきているため、75日線到達後に押した場合は買いのポイントになる可能性が考えられる。
指標
25日騰落レシオ
短期的には買われ過ぎているため、一端の調整が入っても不思議ではない。
ただし、25日騰落レシオで判断すると中立な位置にいるため、下落を狙っての売りには注意が必要である。
空売り比率
先週末に増加した空売り比率の解消によって今週は大幅に反発したと考えられる。
30%台の空売り比率で推移すれば株価は堅調な動きになると考えている。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:大量に売り越し」「個人:買い越し」となっている。
これまで一貫して強気の買い越しだった個人(信用)がようやく売り越しとなっており、追証によって投げざるを得なくなったのかもしれないと考える。
日経VI
急騰した日経VIの解消によって今週は株価が堅調に推移した。
売りを入れるなら20%を割る水準であると考えているため、今売り上がるのは得策ではない。
来週の戦略
押し目買いをメイン戦略とする。
25日線や5日線、水曜日→木曜日の窓など、意識されるポイントがあるので調整した場面では積極的に買いを狙っていきたい。
上値の節目
8/20安値(26,954円)、3/1高値(27,013円)、3/4→3/7の窓、3/1→3/2の窓、75日線、100日線、200日線、+1σ、+2σ
下値の節目
3/9安値(24,681円)、25日線、5日線、-1σ、-2σ
意識する日柄
・3/9安値から9日目の3/22
・3/1高値から17日目の3/24
・2/10から26日目の3/22
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し→2/24達成
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
→3/7達成
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値→3/9安値(24,681円)
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
今週の日経平均株価分析(3月7日~3月11日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
今週の日経平均株価を振り返っていきます。
週足
ローソク足
ここ2週間の安値を窓を空けて割って寄り付き、大幅に下落する週前半であった。
週末にかけて株価は戻り基調となり、週足としては「たくり線」とまではいかないが、下髭を形成する陰線となった。
値幅で見るとコロナショック安値→2021年9月高値の上昇幅の38.2%押しの水準で下げ止まっているようにも見ることができる。
大幅に下落した印象があるが、週足レベルでの長期的な視点で見れば妥当な調整の範囲内といえる。
移動平均線
移動平均線の状況は引き続き変わっておらず、短・中・長全ての移動平均線が下向きであり、上値を簡単に追っていける環境にはない。
13週線が週足レベルの移動平均線で見る第一の上値目途となる。
トレンドライン
2012年12月末を起点として始まったアベノミクスの上昇チャネルの下限に達した。
チャネル内で推移するのであれば下限に達した後は、再び上限を目指すターンになると考えられる。
日足
ローソク足
週明けの寄り付きから直近の安値を割ったことで下への勢いが加速した。
水曜日にかけて25,000円を割る展開になるものの、急落した後に急反発するのは毎回のパターンであるため、来週以降は今週水曜日の安値を割るか否かを見極めていく展開となる。
移動平均線
25、75、200日線の全てが下向きの下落トレンドに変わりはないが、反発した後に25日線で再び叩かれるのか、横→上向きに変わるまで25日線付近で保ち合うのかを過去チャートを参考にしながら見極めていくことになる。
トレンドライン
来週、反発する展開になった場合は先週の安値(=ネックライン)を意識したい。
その他、2/10高値を起点とした上値抵抗線にも注意する必要がある。
ボリンジャーバンド
-2σを回復したものの-1σが抵抗となっており、ボリンジャーバンドからは底打ちしたとは言い切れない状況である。
底入れしたことを判断するためには-3σ~-1σが上向きに転じ、且つ-1σを明確に回復することが条件となる。
日柄および値幅
日柄で見ると水曜日で安値を付けたと判断できる根拠がある。
水曜日は2/10高値から18日、1/5高値から43日であり、「17日」「42日」が意識されるのであれば底打ちする可能性のある日柄となっている。
今週の売買ポイント
・直近安値を割った月曜日の寄付:「売る動作」
・2/10高値から18日、1/5高値から43日の日柄に達した水曜日の大引:「買う動作」
・反発後に押した金曜日の大引:「買う動作」
過去チャートから見られる傾向
短期的に急落した後の反発の展開は2018年~2020年のチャートを参考に想定する。
2018年3月~5月は3月のMSQ後に安値を付け、その後38日の日柄で約2ヶ月ゆっくりと上昇した。
2018年12月~2019年3月は12月のMSQ後に安値を付けて、その後43日の日柄で約2ヶ月ゆっくりと上昇した。
2020年3月~6月は3月のMSQ後に安値を付けて、その後53日の日柄で約3ヶ月上昇した。
現在の展開に当てはめてみると、直近の安値を割らないのであればGW明けくらいまでは堅調に推移する展開が想定できる。
安易に売りあがって、ジワジワと踏まれる展開には注意が必要である。
TOPIX
ローソク足
TOPIXも最終防衛ラインを月曜日の寄り付きから割れて大幅に下落した。
2020年末に明けた窓のある1,750ポイント付近まで下げたが、木曜日以降は水曜日の安値を割れることなく推移している。
移動平均線
完全な下落トレンドの並びに変化はない。
移動平均線から見ると、25日線まで反発した後の展開を見極めていくことになる。
指標
25日騰落レシオ
短期的には売られ過ぎていたが、25日騰落レシオで判断すると「標準的な下落」の範囲に留まっている。
空売り比率
今週も空売り比率は高い水準で推移し、金曜日は50超えの大台に達した。
空売り比率から判断すると短期的に急反発してもおかしくない場面であるため、空売りの買戻しによる週明けの急騰は想定しておきたい。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:大幅に売り越し」「個人:買い越し」となっている。
今週の下落で個人の信用が一掃されたことを期待したい。
新安値数
月曜日~水曜日にかけて新安値数が300以上で推移した。
300以上が底入れの目安になるため、水曜日の安値が一旦の底になった可能性があると新安値数からは判断できる。
日経VI
株価が安値を付けたのは水曜日であるが、日経VIの高値は月曜日とズレがある。
日経VIが30%に達した後は週末にかけて下落していることから、日経平均株価が水曜日で底打ちした可能性があることを日経VIからも判断ができそうである。
依然として市場が恐怖をしている30%で買うとリターンが大きい展開が続いている。
来週の戦略
水曜日に底打ちしたと仮定して、押し目買いを狙っていく。
上値の目途は25日線やネックラインなど多数存在するが、過去チャートのような戻りがあるとすれば、各節目を突破してダラダラと上昇していく展開も想定しておく必要がある。
水曜日の安値を割れたら24,100円程度までの下げは想定しておく必要がある。
上値の節目
3/4安値(25,774円)、8/20安値(26,954円)、3/1高値(27,013円)、3/4→3/7の窓、3/1→3/2の窓、25日線、75日線、100日線、200日線、-1σ
下値の節目
3/9安値24,681円、-2σ、-3σ
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し→2/24達成
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
→3/7達成
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値→3/9安値(24,681円)
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
今週の日経平均株価分析(2月28日~3月4日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
今週の日経平均株価を振り返っていきます。
月足
ローソク足
2月のローソク足は陰線を形成した。
1月のローソク足を合わせると「陰々のたすき線」を形成し、下落に注意する形となっている。
12月、1月の「陽陰の包み線」の直後なだけに、非常に嫌な陰線である。
移動平均線
2月は24ヶ月線がサポートとなり下げ止まった。
しかしながら、3月に入って24ヶ月線を再び割れてきているため、下落には注意が必要である。
トレンドライン
2012年を起点としたチャネルラインの下限まで近づきつつある。
チャネルラインまでの調整を考えると24,000円~25,000円に3月中に到達しても何ら不思議ではない。
週足
ローソク足
先週は「たくり線」を形成して底入れを示唆するローソク足であったが、今週は上髭陰線となっており、先週の底入れ示唆の可能性が薄れてきた。
3週連続で陰線となっており、長期目線で見ると商いの薄い真空地帯(25,000円~26,000円)に突入してきている。
移動平均線
移動平均線の状況は先週と変わってらず、短・中・長全ての移動平均線が下向きであり、上値を追っていける環境にはない。
今週の反発場面では13週線にすら到達することができておらず、非常に弱い状況にある。
トレンドライン
今週はネックラインである2021年8月安値への戻りで綺麗に売られて上髭を形成している。
ダブルトップが完成している形になので、ネックラインへの戻りは絶好の売りポイントとなっている。
日足
ローソク足
月曜日~水曜日にかけて「宵の明星」を形成し、下落警戒サインとなっている。
上昇した火曜日ですら上髭陰線となっており、下落の意識強い今週一週間であった。
金曜日は大陰線を形成したものの、先週の安値が意識され、終値ベースでは安値を更新することなく週末入りとなっている。
移動平均線
25日線を回復できない状況では「弱い」と言わざるを得ない。
依然として25日線は下げ続けており、横向きになるまでは底打ちしたと判断できない状況である。
トレンドライン
先週記載した通り、今週はネックラインと25日線が重なるポイントで売り圧力が強くなって叩かれる結果となった。
ネックラインや25日線を回復しない限りは弱い状況が続き、先週の安値を割れたらいよいよ24,000円台が見えてくる環境となるであろう。
ボリンジャーバンド
金曜日の下落で再びバンドが拡大方向に動き始めた。
週末は-2σをギリギリで維持しているが、週明けから下への強いバンドウォークが始まるシナリオも警戒しなければならない。
非常に嫌な形であるため、バンドウォーク始まった際には24,000円台も覚悟をしなければならないと考えている。
日柄および値幅
2/24安値を実体ベースで割れた場合の下値目途をE値計算で求めてみる。
1/27安値(26,044円)→2/10高値(27,880円)で見た場合:24,208円
2/24安値(25,775円)→3/1高値(27,013円)で見た場合:24,537円
となり、24,500円前後が値幅の目途となる。
長期足のチャートから見ても24,000円台への調整が自然に見え、値幅計算からも24,000円台へ調整する可能性がある根拠があることが分かる。
今週の売買ポイント
・ネックラインおよび25日線に到達し上髭を形成した火曜日の大引:「売る動作」
・2/24安値に並んだ金曜日の大引:「買う動作」
TOPIX
ローソク足
TOPIXは再び最終防衛ラインを試しに来ている。
昨年5月から割れない最終防衛ラインを割れた時には、日経平均株価が24,000円を目指す展開に移ると考える。
移動平均線
75日線と200日線がデッドクロスし、完全な下落トレンドの並びとなった。
この状況を脱して再び上昇トレンドに映るには相当な時間を要すると考える。
指標
25日騰落レシオ
相場は下落しているのに、25日騰落レシオは下げない。
25日騰落レシオから判断すると、まだまだ下げる余力があることになる。
空売り比率
空売り比率は一貫して40台を維持している。
空売り比率が高いため、簡単に上値を追っていける状況ではない。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:大幅に売り越し」「個人:買い越し」となっている。
個人の買いが報われる展開になるのか?本格的な下落で個人が退場する展開になるのか?この先数週間の株価の動きには要注目である。
日経VI
金曜日の下落で日経VIは再び30%に近づいた。
このまま何もなければ急騰した日経VIの解消で株価は反発局面に入るだろうし、更に30%を超えてくるようならば、株価は急落することになる。
30%付近での日経VIの動きには要注目である。
来週の戦略
下値25,700~上値27,000円を想定し、27,000円に近付けは売りを狙っていく。
25,700円を割れたら下落は加速するため、買い玉をロスカットして売り玉を引っ張る。
目途は明確なので、目途に近づくまではゆっくりと待つことにする。
上値の節目
8/20安値(26,954円)、3/1高値(27,013円)、3/1→3/2の窓、25日線、75日線、100日線、200日線、-1σ
下値の節目
3/4安値25,774円、-2σ、-3σ
意識する日柄
・2/24安値から9日目の3/8
・3/1高値から9日目の3/11
・2/10高値から17日目の3/8
・1/27安値から26日目の3/7
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し→2/24達成
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
今週の日経平均株価分析(2月21日~2月25日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
今週の日経平均株価を振り返っていきます。
週足
ローソク足
1月安値を割れる場面が見られものの、終値ベースでは何とか最終防衛ラインを維持しての週末入りとなった。
ローソク足は長い下髭陰線(たくり線)を形成し、底入れを示唆する形となっている。
移動平均線
短・中・長全ての移動平均線が下向きであり、上値を追っていける環境にはない。
目先、反発がある場合は13週線の走る28,000円付近が週足移動平均線から見た上値ポイントとなる。
トレンドライン
2021年8月安値を明確に割れたことで、2021年2月高値を一番天井、9月高値を二番天井としたダブルトップが形成されたことになる。
反発した場合、ネックラインである2021年8月安値が戻り売りのポイントと意識されるであろう。
日足
ローソク足
25日線を回復できなかった先週末の流れそのままに、今週は一貫して下落する一週間となった。
日足の終値ベースで1月安値を割る場面が見られたものの、翌日には回復したことで木曜日の下落はオーバーシュートの範疇であったと考えられる。
木・金曜日で「陰陽のたすき線」を形成したことで、日足レベルで短期的な底打ちをした可能性が伺える。
また、木曜日の下落は2020年11月に空けた窓が意識されて安値を付けたと考えられる動きとなっている。
移動平均線
状況は先週と変わらず下向きの25日線を一度も回復することなく今週は下落した。
木曜日に25日線との乖離率が4%を超えたこともあり、通常時の乖離率から見ると「下げ過ぎている」と考えることができる。
トレンドライン
週足でも言及したが、2021年8月安値を割れたことで、この安値がネックラインとして意識されることになる。
26,900円付近のネックラインと下向きの25日線が重なるポイントは売り圧力が強くなると考えられる。
ボリンジャーバンド
今週の下落によって-1σ~-3σが再び下向きに転じ、+3σが拡大方向に動き始めた。
金曜日は-2σを回復しての週末入りとなっているが、木曜日に-3σに到達してバンドの向きに変化が表れ始めたことで下へのバンドウォークが再開した可能性がある。
その場合-1σが上値抵抗となるため、-1σと株価の絡みには注目する必要がある。
日柄および値幅
木曜日が下げ止まる可能性があった判断材料として、2/10高値から「9日目」であったことが根拠の1つとなる。
また、1/5高値から「34日目」でもあり、「33日」の日柄が意識されている可能性もある。
仮に木曜日が短期的な底だと仮定した場合、戻りの範囲を過去の値幅から考えてみる。
2021年12月安値→1月高値および1月安値→2月高値の戻りが幅がほぼ同じであることから、木曜日の安値から同値幅の戻りをすると仮定すると上値の最大は27,600円程度となり2/10→2/14の窓の上限と重なってくる。
前述の8/20安値と同様に、窓や過去の戻り値幅と重なる27,600円付近も戻り売りのポイントとして注意しておく必要がある。
今週の売買ポイント
・2/15安値に近づいた火曜日の寄付:「買う動作」
・2/15安値を割れた水曜日の寄付:「売る動作」
・陰陽のたすき線を形成した金曜日の大引:「買う動作」
TOPIX
ローソク足
日経平均株価と異なり、TOPIXは2021年5月安値および1月安値を維持している。
日経平均株価の下落が加速しなかった理由として、TOPIXが最終防衛ラインを維持したことが考えられる。
TOPIXが安値を終値ベースで割れるとなると、いよいよ本格的な下落と考えてよいだろう。
移動平均線
状況は先週と変わっておらず、下向きの25日線に上値が抑えられる展開が継続している中、75日線と200日線がデッドクロスする時が徐々に近づいてきている。
指標
25日騰落レシオ
大幅な下落をしたにも関わらず、25日騰落レシオは中立の水準を維持したことから、全体相場のTOPIXが底堅く、日経平均株価のみが弱かったと判断できる。
空売り比率
40台後半の空売り比率が連続して記録されている。空売り比率の増加でも下げきれなかったため、溜まった空売りの解消による反発がいつ来ても良い環境であると考えている。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:ほぼ中立」「個人:ほぼ中立」となっている。
中立ではあるが、やはり個人(信用)は一貫して強気の買いである。
日経VI
地政学的リスクによって日経VIは木曜日に急騰して30%に達した。
木曜日にマーケットは恐怖に包まれたが、通常時の下げ止まり水準に日経VIが達した後は、急騰した分の解消が進んでいる。
日経VIから判断すると木曜日が一端の底となった可能性が示唆される。
来週の戦略
空売りの買戻しや急騰した日経VIの解消による反発には注意しつつ、戻り売りを狙っていく。
戻り売りのポイントは前述のネックラインや、戻りの値幅の対等数値を意識していく。
上値の節目
8/20安値(26,954円)、1/18→1/19の窓、2/10→2/14の窓、5日線、25日線、75日線、100日線、200日線、-1σ
下値の節目
2/24安値(25,775円)、-2σ、-3σ
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し→2/24達成
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
今週の日経平均株価分析(2月14日~2月18日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
今週の日経平均株価を振り返っていきます。
週足
ローソク足
「陽陽のたすき線」を形成した先週の流れを引き継ぐことはできず、今週は一旦の調整となった。
ローソク足は下髭陰線(からかさ)となっており、調整局面では買いが入っているが、本格的な買いが入っているとは言い難い状況である。
移動平均線
13週線が間近に迫ってきている。現在、13週線は28,000円付近であるため、来週反発する局面があたっとしても28,000円水準では上値が重くなることが想定される。
13週線に達した場面は一旦の「売り」と想定を立てておくと良いであろう。
トレンドライン
2021年8月安値の水準が意識されている動きとなっている。
2021年8月安値を起点とした下値支持線まで到達する動きが見られないため、一旦試しに行く反発があっても良いようには考えている。
日足
ローソク足
今週は25日線が抵抗となる動きが見られた。
火曜日に安値を付けて以降は、火曜日安値が下値目途として意識され、金曜日は火曜日安値に近づいた場面では買いが入って陽線を形成している。
また、月曜日、火曜日で「下放れ二本黒」を形成して続落が警戒されたが、翌日の水曜日に株価が上昇したことから、結果として騙となった。
移動平均線
下向きの25日線に到達した先週末は分かりやすい「グランビル売②」となり、週明けに教科書通り下落した。
25日線の下向きは今週も継続しており、日足レベルでは25日線が上値を抑える要因となった。
2021年10月、12月のように25日線が下向き→横向きになるためには、ある程度の値幅を伴った反発が必要になる。
トレンドライン
上値は12/20安値および1/4安値のネックライン、下値は8/20安値が節目として意識されている。
ボリンジャーバンド
バンドが収束に向かう過程で、今週は-1σが下値支持となった。
もう一段安あると-2σの26,400円程度までの下落は考えられるし、反発したとしても+2σの28,300円程度が限界であろう。
ボリンジャーバンドで見るとBOX相場対応のポジション取りが必要であると考える。
日柄および値幅
先週記載したシナリオの通り、今週は先週高値から1,000円幅程度の下落をした。
2021年10月は25日線到達後4日で底打ちし、次の高値まで8日を要した。
今週の動きと比較すると、今週は25日線到達後3日で安値を付けた。上述のシナリオと対等数値で動くのであれば、火曜日安値から8営業日程度は堅調が動きをする展開が想定できる。
来週反発するのであれば2/25の金曜日付近に次の高値を付ける可能性がある。
ただし、上記シナリオはあくまで今週火曜日の安値を割らなかった場合に限る。
今週火曜日の安値を割ってしまうようであれば、再び1/27安値を目指す展開を考えなければならず、2021年10月相場との相関もなくなる。
今週の売買ポイント
・3営業日で1,000円程度の下落をした火曜日の大引:「買う動作」
・下向きの25日線に到達した水曜日の大引:「売る動作」
・火曜日安値付近で寄り付いた金曜日の寄付:「買う動作」
TOPIX
ローソク足
TOPIXは再び三角保ち合いを下放れた。日経平均株価同様に火曜日安値が意識されており、ここを割るか否かが来週の注目ポイントである。
移動平均線
下向きの25日線に上値が抑えられる展開が継続している中、75日線と200日線がデッドクロスする時が徐々に近づいてきている。
指標
25日騰落レシオ
引き続き25日騰落レシオは中立である。
120を目指して上昇し、市場が楽観する展開が欲しいところである。
空売り比率
空売り比率の高さが上値を抑える要因となっているのは明白である。
高い空売り比率が燃料となって、踏み上げの上昇があっても不思議ではないと考える。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:売り越し」「個人:売り越し」となっている。
下向きの25日線に向かう中で共に売り越しているが、今週の下落で個人(信用)は強気の買いに出ているであろう。
日経VI
火曜日後場の急落で日経VIは30%に近づき市場は恐怖に包まれた。
1/27は30%を超えて底入れしたため、今回の30%は通常時の下げであると想定し買い迎える場面であったと考える。
金曜日も日経VIが上昇し、マーケットはまだ落ち着いていない状況である。
日経VIが20を割れてマーケットが楽観する展開(上昇)が欲しいものである。
来週の戦略
2/15安値を目途に押し目買い、2/10高値および2/16高値を目途に戻り売りのBOX対応をしていく。
上値の節目
12/20安値(27,893円)1/14安値安値(27,889円)、2/10高値(27,880円)、2/16高値(27,486円)、1/18→1/19の窓、2/10→2/14の窓、75日線、100日線、200日線、+1σ、+2σ
下値の節目
2/15安値(26,724円)、8/20安値(26,954円)、1/27安値(26,044円)-1σ、-2σ
意識する日柄
・2/10高値から9日目の2/24
・1/27安値から17日目の2/21
・1/5高値から33日目の2/22
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
今週の日経平均株価分析(2月7日~2月10日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
私事ですが、転職をしまして2月から新しい職場にて働いております。
新しい環境に慣れるまでバタバタする日々ですが、気分転換がてら引き続き毎週の分析は投稿していきたいと思います。
それでは今週の日経平均株価分析です。
週足
ローソク足
「陰陽の包み線」を形成した先週の流れを引き継ぐように今週は続伸した。
ローソク足は陽線となり、先週のローソク足と合わせると「陽陽のたすき線」を形成して来週も続伸が期待される。
ただし、週明け早々に今週の高値を上抜けられないようであれば短期的な上昇一服に注意が必要である。
移動平均線
52週線の切り下げの角度が徐々に大きくなってきている。
目先は13週線であるが、13週線も大きな角度で下げてきているため、上値を抑える要因となりそうである。
トレンドライン
2021年8月安値を起点として形成していた下値支持線と13週線が重なってきている。
短期的にはこの水準までの反発は想定するが、その後は一旦調整局面に入ると考えている。
日足
ローソク足
4営業日中3営業日が陰線であったものの、株価としては上昇した。
今週は上値の節目(ネックライン)が多かったため、売りのポイントとして意識されたのだろう。
移動平均線
先週記載した「グランビル売②」のパターンを形成している局面だと考えている。
25日線を回復してはいるものの、ローソク足は陰線で強さを感じず、25日線も下向きのままなのでこのまま上昇していくのは厳しい環境である。
トレンドライン
金曜日はネックライン(12/20安値および1/14安値)まで戻していることもあり、売りのポイントとして意識されやすい日であった。
また、先物(期近)ベースではすでに意識されるトレンドライン(過去の下値支持線)に裏タッチしているので、いつ調整を挟んでもおかしくない環境ではある。
ボリンジャーバンド
-3σ~-1σが上向きに転じ、各バンドが再び収束に向かって動き始めた。
ボリンジャーバンドで見ると-2σ~+2σでの短期的なBOX相場に入りつつあると考えられる。
この後にも考察するが、ボリンジャーバンドの各バンドの動きを見ると、2021年10月の底打ち後の反発局面と類似していると考えている。
日柄および値幅
2021年9月高値を起点とした下落トレンドにおける、底打ち→25日線到達までの上昇局面について考察する。
・2021年10月は「11日」でおよそ2,150円の上昇をして25日線に到達
・2021年12月は「10日」でおよそ1,490円の上昇をして25日線に到達
「10日」という日柄と1,500円~2,000円という値幅で考えると、金曜日は「11日で1,850円の上昇」となっており、25日線まで反発す日柄および値幅を満たしていることになる。
25日線到達後の調整を見てみると、
・2021年10月は4日で1,000円の下落
・2021年12月は3日で1,170円の下落
3日~4日で約1,000円近くの短期的な急落をしている傾向から、来週は27,000円前後まで調整する場面があることが十分に考えられる。
また、高値→25日線までの戻り高値を見てみると
・2021年9月→10月は25日
・2022年1月→今週の金曜日は26日
となっており、高値→高値の日柄からみても金曜日は一端の戻り高値になる可能性は十分に考えられる。
底打ち後から25日線までの戻り高値の戻り幅を見てみると、2021年10月および12月はいずれも下落幅に対して61.8%戻しの水準まで達しているため、金曜日に戻り高値をつけた可能性を想定しつつも、週明けに反発があるとすれば28,100円まで上値は考えておきたい。
今週の売買ポイント
・12/3安値のネックラインおよび下向きの25日線に近づいた水曜日の大引:「売る動作」
・12/20安値&1/14安値のネックラインおよび下向きの25日線に到達した金曜日の寄付:「売る動作」
TOPIX
ローソク足
TOPIXは三角保ち合いに回帰したものの、1/18→1/19の窓や200日線に上値を抑えられる状況となっている。
移動平均線
日経平均株価同様に「グランビル売②」を形成していると想定している。
徐々に75日線と200日線のデッドクロスが現実味を帯びてきており上値が重い環境は来週も継続する。
指標
25日騰落レシオ
先週と変わらず25日騰落レシオは中立である。
2021年10月の25日線到達時の騰落レシオも中立に近かったことから、調整を入れやすい環境ではある。
空売り比率
空売り比率は依然として高い水準で推移している。
高い水準の空売り比率が上値の重さの原因となる一方、1/27の底値を境に売り方はじわじわと踏み上げられていることも伺える。
投資主体別売買状況
先週の投資主体別売買状況は「海外勢:売り越し」「個人:売り越し」となっている。
ただし、依然として個人(信用)は買い越している。
個人(信用)の強気はいつまで続くのだろうか?
日経VI
底打ち後は日経VIの低下とともに株価が反発してきている。
今週も株価は上昇しているが日経VIは20%を割っておらず市場は楽観しているとは言い難い。
週明け、短期的な反発で28,100円付近まで上昇する局面があれば20%割れも期待できるであろう。
来週の戦略
BOX対応で25日線~1/18安値までは戻り売り、1,000円程度の調整で27,000円前後になったら押し目買いを狙っていく。
上値の節目
12/20安値(27,893円)1/14安値安値(27,889円)、1/18→1/19の窓、75日線、100日線、200日線、+1σ、+2σ
下値の節目
2/4安値(27,075円)8/20安値(26,954円)、1/27安値(26,044円)-1σ、-2σ
値幅計算
上値目途
・30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値
・30,668円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値
・31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値
・32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値
・32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し
・34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値
・34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値
下値目途
・26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成
・25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し
・25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し
・24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値
・23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値
・23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し
・23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値
・21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し