ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

初ブログ!今週の日経平均株価分析(11月2日~6日)

 初めまして、ヤマちゃんです!

 

 コロナ禍で生活様式が大きく変わった2020年。

 私自身も何か新しいことを始めたいと思い考え抜いた末、日々思ったことをブログに綴っていくことに決めました!

 

 数年後にブログを読み返した時に

「あんなこともあったんだなぁ~」

と思い出に浸ることもできますし、コツコツと積み上げていく作業が好きな私の性格にはブログが合っていると感じたことも決め手です。

 

 このブログでは私自身が日々感じていること、4年目に突入し仕事と同じくらい真剣に取り組んでいる株式投資のことをメインに綴っていこうと思います。

 

 株式投資に関してはインプットだけでなく、アウトプットをすることで学習した知識の定着度も変わってくるので、私なりの日経平均株価の分析を毎週こちらのブログに綴っていきたいと思います。

 

 分析に関してはあくまで私個人の見解ですので、あまり鵜呑みにせず

「こんな見方をしている人もいるんだなぁ~」

程度に閲覧していただけると嬉しいです。

 

 それでは早速、今週の日経平均株価を振り返っていきます。 

週足

 米大統領選を迎えた今週は2019年の高値および年初来高値を更新する急騰となり、大陽線を形成しました。2018年10月高値→2020年1月高値を結んだトレンドラインも勢いよく上抜けし、2018年10月高値の24,448円が間近に迫る展開となっています。

f:id:y-yamachan:20201107163057p:plain

 移動平均線ローソク足>13週線>26週線>52週線と、上昇トレンドの並びが継続中です。先週末および週明けは13週線をサポートに下げ止まり、反発する形となりました。

 ローソク足は「陰陽のたすき線」を形成し、上昇への転換を示唆する組み合わせとなっています。 

日足

 75日線を割って「雰囲気が変わったか?」と思わせる先週末でありましたが、下値の節目として何度も意識されていた22,900円付近で下げ止まり、週明けは寄り付きから75日線をサポートとして反発する形となりました。

 先週末に横向きになった25日線は再び上向きに転じ、上昇トレンドに再転換したことが窺えます。

f:id:y-yamachan:20201107163132p:plain

 木曜日に6月から長きに渡って形成していた上昇ウェッジの上値抵抗線および直近高値を同時に勢いよく上抜けたことで上昇に勢いが付きました。先週の下値支持線の下抜けが騙しである結果となりました。

f:id:y-yamachan:20201107163155p:plain

 直近高値を上抜けたことから、E値、V値を用いて目標の値幅を探ってみます。

 6/9高値(23,185円)→6/15安値(21,529円)→7/15戻り高値(22,965円)、とした場合のV値は24,401円であり今週の上昇でほぼ目標の値幅に到達しています。

f:id:y-yamachan:20201107163212p:plain

 同様にしてE値を計算すると24,841円となり、目標の値幅まで400円程度の上昇余地を残します。今後、2018年10月高値の24,448円を勢いよく上抜けてくると、24,900円付近まで上昇する可能性があることを頭の片隅に置いておく必要がありそうです。

f:id:y-yamachan:20201107163308p:plain

 上昇ウェッジは上抜けましたが、別の見方をすると右肩上がりのチャネルラインも引くことができます。今後も上値および下値切り上げのトレンドがジリジリと継続していくのであれば、チャネルラインの下限ゾーンで買い、上限ゾーンで売るというトレード戦略を立てることもできそうです。

f:id:y-yamachan:20201107163345p:plain

 その他に、押した場合の下値の目途として「窓」も意識したいとことです。

 今年は窓の上限、下限が節目として下げ止まる場面が多く見られ、直近では月曜日→水曜日に空けた窓、さらにその下には8月中旬に空けた窓の下限が下値の目途として意識されそうです。

f:id:y-yamachan:20201107163407p:plain

TOPIX 

 日経平均株価は2018年の高値に迫る勢いではありますが、TOPIXはコロナショック前の水準は疎か、直近の高値さえ上抜けできていないことに相場の矛盾を感じます。

f:id:y-yamachan:20201107163423p:plain

 相場全体(TOPIX)に強さはあまり感じられませんが、日経平均株価だけが上昇していることから、寄与度の高い値嵩株に資金が集中してしまっている可能性が十分に考えられます。

 今後、TOPIX日経平均株価に追いつくのか、日経平均株価TOPIXに合わせて調整してくるのかは分かりませんが、日経平均株価だけでなくTOPIXの動きにも注意を払う必要がありそうです。 

指標

 日経平均株価が上昇しても25日騰落レシオは90以下の水準で過熱感を示していないことも矛盾の裏付けとなっています。今後騰落レシオが過熱感を示す120に近付く展開があれば、日経平均株価が更に上値を更新する展開も見られそうです。

f:id:y-yamachan:20201107163439p:plain

 先週金曜日の空売り比率は底入れを示す水準の45以上でなかったことから、もう一段安があることを想定していましたが、売られすぎ水準に近付いた騰落レシオが結果的に買い場を示していた形となりました。

f:id:y-yamachan:20201107163458p:plain

  先週の投資主体別売買状況は海外勢が売越し、個人が買越しとなっています。先週の海外勢は利益確定売りにより売り越しなのか、空売りによる売り越しなのかは分かりませんが、10月中旬から買い向かっている個人が今週の上昇で恩恵を受けていることは間違いなさそうです。

f:id:y-yamachan:20201107163517p:plain

 コロナショックから3月に底入れした後の上昇過程で海外勢は売り越しており、5月以降の上昇と同様に今回も売り崩せない結果となっています。

来週の戦略

 トレンドが上昇に転換したことで、押し目買いをメイン戦略として調整してくる場面を狙っていきたいと思います。

 押し目ポイントは移動平均線では5日線、25日線、ボリンジャーバンドでは+2σ、+1σを目途に分割でエントリーを仕掛けた方が良さそうです。

 押し目買い後、想定通り上昇に転じれば2018年10月高値の24,448円を目先の利益確定ポイントとして意識したいと思います。

意識する日柄

・10/30安値から9日目の11/12

・8/28安値から51日目の11/11