ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(1月18日~22日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

  米バイデン大統領の就任式が行われた今週。就任式を前に武装行動等が警戒されマーケットへの影響が不安視されていましたが、就任式のイベントを無事に通過しマーケットへの影響も全くありませんでした。

 

 アメリカのマーケットではNYダウ、ナスダックともに過去最高値を更新しており、上昇の勢いは留まるところを知らない!?状況となっています。

 

 例年、1月中旬から2月中旬にかけてはヘッジファンドの45日前ルールもあり、下落を警戒する時期ではありますが、2021年はどうなるのでしょうか?

 

それでは、今週の日経平均株価を振り返っていきます。

週足

 4週連続で週足陽線となるものの、心理的節目の29,000円を前に上値の重さを感じる一週間でした。

 週足の終値ベースでは高値を更新していますが、ザラ場ベースでは高値を更新することができておらず、来週以降も29,000円を超えることができるか否かに注目していきます。

 ローソク足の組み合わせは「陽陽のたすき線」で上昇の可能性を示唆しています。

f:id:y-yamachan:20210122171156p:plain

日足

 先週の金曜日、今週の月曜日、火曜日でローソク足は「明けの明星」を形成し上昇を期待させる組み合わせとなりましたが、翌日の水曜日は高く寄り付くも29,000円を目前に上値が重く高値を更新する勢いはありませんでした。

 火曜日、水曜日の2日間でローソク足は「陽陰の被せ線」を形成し、明けの明星から一転、高値圏での下落を示唆する組み合わせとなりました。

f:id:y-yamachan:20210122171243p:plain

  金曜日は5日線の上で陽線を形成して大引けを迎えたものの、急角度で上昇していた5日線の傾きは徐々に緩やかになり、2020年12月の様な横ばいに移行しています。

f:id:y-yamachan:20210122171259p:plain

 高値更新の上昇相場がメインシナリオであることに変わりはありませんが、5日線が横ばいになったことで、月曜日の安値の28,200円付近を下限、直近高値の29,000円を上限としたBOX相場に移行した可能性もシナリオの1つとして想定する必要があります。
f:id:y-yamachan:20210122171315p:plain

  まずは来週以降、ボリンジャーバンドの+1σをサポートにしたバンドウォークが継続するか否かをしっかりと確認していくようにします。

f:id:y-yamachan:20210122171339p:plain

  短期的に見ると、今週月曜日の下落は大発会後の安値→直近高値のフィボナッチ38.2%押しの水準で止まっており、セオリー通りに株価が動くのであれば高値更新をする可能性がありそうです。

f:id:y-yamachan:20210122171357p:plain

TOPIX

 一方TOPIX日経平均株価とは様相が異なっており、直近高値に近付くことなく上値切り下げ型の三角保ち合いを形成しています。

 日経平均株価程の強さが個別株に見られず、今週も日経平均株価の上昇は値嵩株に資金が集中していたことが伺えます。

 TOPIXに関しては1,840ポイント付近を維持できるか否かを来週は注目していきたいと思います。

f:id:y-yamachan:20210122171443p:plain

指標

 今週も25日騰落レシオは100前後の心地良い水準にとどまっており、過熱感はありませんでした。

f:id:y-yamachan:20210122171505p:plain

 空売り比率も低水準で推移しており、月曜日の下落は大きな売り仕掛けが原因ではなかったことが伺えます。

f:id:y-yamachan:20210122171516p:plain

 1月第2週の投資主体別売買状況は海外勢が大幅に買い越し、個人も僅かではありますが買い越しとなっています。高値更新をできなかった今週に海外勢が売り越しに転じたのか否かを来週発表の投資主体別売買状況でしっかりと確認していきます。

f:id:y-yamachan:20210122171538p:plain

来週の戦略

 前述のとおり、上昇トレンドが継続している前提でボリンジャーバンド+1σをサポートとしたバンドウォークを想定して立ち回ります。

 +1σを割り、バンドが拡大から収束に向かう動きを見せた場合には上昇相場からBOX相場に移行したとして随時シナリオを変更していきます。

f:id:y-yamachan:20210122171606p:plain

 また、今週月曜日の安値の28,200円を割ってきた場合には更なる調整に入る可能性があることも想定しておきます。

f:id:y-yamachan:20210122171626p:plain

 仮に直近高値を上抜けられずに調整に入った場合には、2020年12月安値→2020年1月高値のフィボナッチ38.2%押しの28,000円付近、50%押しの27,600円付近が目先の下値目途となりそうです。

 38.2%押しは心理的節目、50%押しは昨年末から年明けにかけて上値を抑えていた水準と重なってきており、いずれも節目として意識される可能性がありそうです。

f:id:y-yamachan:20210122171639p:plain

 昨年10月末からの上昇幅で見た場合、38.2%押しは12月に1ヶ月程保ち合った26,700円の水準も調整の際の節目として頭の片隅に入れておきます。

f:id:y-yamachan:20210122171651p:plain

意識する日柄

・1/14から9日目の1/26

・1/6から17日目の1/29

・12/8から33日目の1/26