今週の日経平均株価分析(4月12日~4月16日)
こんにちは、ヤマちゃんです!
4月25日(日)から、楽しみにしているドラマが始まります。
そのドラマとは「ドラゴン桜」です!
高校時代に漫画を全巻集め(現在は「ドラゴン桜2」が新たに連載されています)、テレビドラマも録画して何度も観ていた大好きな作品が新しい内容で放送されるということで4/25が待ちきれません。
そんなドランゴン桜に関連した面白い記事があります。
2年ほど前の記事になりますが、「自己分析チャート&タイプ別勉強法」ということで、勉強する時に自分がどのタイプなのかを簡単に判定できます。
ちなみに私は「Bタイプ」の【努力・論理型】でした。
「失敗を恐れてしまう」「失敗を引きずる」・・・確かに当てはまっています 笑
皆さんはどのタイプでしたか?
ちなみにドラゴン桜の作者の三田紀房先生は「インベスターZ」の作者でもあり、作中に数々の名言が飛び出してきます。
脱線しますが「ドラゴン桜」と「インベスターZ」の中で私が好きな言葉をこの場を借りて1つずつ紹介させてもらいます。
これは物事を「習慣化」させるということです。
私自身も毎週の分析をこちらのブログにアウトプットしないとモヤモヤして落ち着かないくらいに習慣化できていると思います 笑
一人一人の個性は大切ですが、何事も最初はお手本を真似し、手本の型を吸収した方が上達は早く、上達してから自分流にアレンジしていけば良いということです。
私自身も株式投資のお手本となる師匠がおり、少しでも考え方(チャートの見方)やトレード方法が近づけるよう日々試行錯誤しているところです。
他にも数々の名言があるので、気が向いた時に紹介していきたいと思います。
話が長くなってしまいましたが、早速今週の日経平均株価を振り返っていきます。
週足
今週の株価は先週のローソク足の安値~高値の範囲での小動きの一週間となり、方向感が出ませんでした。
先週のローソク足と合わせると「陰陰のたすき線」を形成して下落に注意するサインとなっていますが、見方によっては29,500円を下値とした「毛抜き底」で買いサインと考えることもできる組み合わせとなっています。
来週上昇した場合はトレンドラインの上値抵抗線を上抜けられるか、下落した場合は13週線がサポートとなるのかを目先は意識する現在地であるように考えます。
日足
先週の下値である29,500円がサポートとなる動きが見られた一週間でした。
月曜日に先週の木曜日~金曜日にかけて空けた窓を埋める大きめの陰線を形成したものの、終値は先週「毛抜き底」を形成した水曜日、木曜日の安値を割らずに下げ止まっていることから「買う動作」が必要な場面であったと考えます。
陽線と陰線が交互に現れる「鯨幕相場」の一週間で方向感は見えませんでしたが、徐々に高値を切り下げている動きが気になるところではあります。
15分足で株価の動きを観察すると、4/6を高値に上値切り下げ型の三角保ち合いを形成していることが分かります。
セオリーでは29,500円を下抜けして下落、というシナリオですが、「大衆の意識が向いている方向と反対方向に動きやすい」こともあるため、下方向と決めつけず上昇しても対応できるシナリオを想定しておく必要があります。
下方向か否かは29,500円を割るか割らないかを最初の判断基準とし、29,500円を割らなければ29,500円以上の価格帯でのBOX相場または上昇として立ち回ります。
ボリンジャーバンドも25日線(TP:ティピカルプライス)~+1σの小動きで方向感はなく、全てのバンドが横向きになっています。
今後もバンドの横向きが継続して-2σ~+2σのBOX相場が長引くか、バンドが収束して次の動きの準備に入るのか、バンドの動きをしっかりと観察していく必要があります。
過去チャートの類似点
日足で見た現在の株価と移動平均線の関係と類似している過去のチャートを探ってみます。
以前から挙げている2020年のコロナショックは移動平均線が収束した後に、25日線の向きが下向きに転じ、75日線とネックラインを割れて大暴落になりました。
2015年のチャイナショックも移動平均線が収束した後に、25日線が下向きになり75日線とネックラインを割れて大暴落になっています。
これらの傾向を現在のチャートに当てはめて考えてみると、現段階では移動平均線の収束が近付いてきている状況です。
今後、移動平均線収束後に下落するシナリオになるのであれば、28,400円のネックラインを割ることが絶対条件となるため、現在地から下落してもネックラインを割らないようであればBOX相場継続として立ち回らなければなりません。
日足チャートでは2020年、2015年と類似していますが、週足チャートでは類似している点が見られないということも認識しておいて損はないと考えます。
2020年は13週線を割り込んだ後、26週線にタッチして一度反発してから26週線を明確に下回って下落が加速しています。
2015年も13週線を下回って26週線に一度タッチして反発してから、再度13週線、26週線を下落の加速と共に同時に明確に割り込んでいます。
13週線を実体ベースで割り込まず、26週線にタッチする動きが見られていない現状を踏まえると「下落」に期待して意識を寄せすぎると上昇した際に対処が遅れることが想定されるため、日足のみならず大局である週足の動きを気にしてみると良さそうです。
今後、ローソク足が実体ベースで13週線を明確に割りこんできた時に、大幅下落注意の意識をすれば良いのではないでしょうか。
TOPIX
TOPIXも日経平均株価同様に短期的には上値切り下げ型の三角保ち合いを形成しています。
1,950ポイントを割れて下落するのか、25日線を回復して2,000ポイントを目指す動きとなるのかで個別株の戦略も変わってくる状況です。
指標
騰落レシオは徐々に過熱感が冷めてきています。
値下がり銘柄が多い中で日経平均株価およびTOPIXがあまり下げているように感じなかったのは、各指数の寄与度が高い銘柄が堅調だったからだと推測されます。
空売り比率が増加していないことも、大きな売り(下落)が起こらない要因となっています。
SQ週であった先週の投資主体別売買状況は海外勢、個人共に買い越しとなっています。
29,500円で下値固めをしたいのか?来週発表の売買状況で海外勢が先週同様に今週も買い越していれば下値固めの可能性も高くなりそうです。
来週の戦略
大局では2/16高値を上限、3/5安値を下限としたBOX相場継続がメインシナリオです。
短期的には29,500円を下値とした上値切り下げ型の三角保ち合いをどちらに放れるかに注目していきます。
下抜ければ75日線や28,400円を目指す動き、上抜ければ4/6や4/9の高値を目指す動きになると想定し、建玉を整理していきます。
意識する日柄
・3/18高値から26日目の4/22
・3/5安値から33日目の4/20