ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(5月6日~5月7日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 今月末まで緊急事態宣言の延長が決定しました。

 我慢の続く日々が1年以上続き、昨年同様にステイホームでのGW。

 アウトドア派の私にとって外で思いっきり羽根を伸ばせないとストレスが溜まってきてしまいます 笑

 

 1年前と状況は全く変わらず、医療現場では「命の選別をしなければならない状況が迫ってきている」と話を聞くこともあります。

 ゴールの見えない中で今後も走り続けなければなりませんが、1日でも早くこの状況が落ち着くことを願うばかりです。

 

 それでは今週の日経平均株価を振り返っていきます。

週足

 4週連続の陰線且つ「陰陰のたすき線」で続落を警戒するGW前でありましたが、今週は続落から一転、反発して陽線を形成しました。

 ローソク足は「陰陽のたすき線」を形成し上昇を暗示する組み合わせとなっています。

 しかしながら上値は13週線に抑えられており、13週線を回復できるか否かを来週は見極めていくことになりそうです。

 また、来週はいよいよ26週線が下値の節目の28,400円付近まで上昇してくるため、週足レベルでの株価と26週線の絡みにも注意していく必要があります。

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日足

 GW明けに大きめの陽線を形成して大幅反発するも、木曜日、金曜日と上値は4/19~4/20に空けた窓の下限で抑えられており、窓が抵抗帯として意識される動きが見られました。

 金曜日のローソク足は上下に髭の長いコマ足を形成しており、25日線と75日線の間で迷っている状況が窺えます。

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 今週は4/6高値→4/9高値を結んだトレンドラインの上値抵抗線終値ベースで突破したように見ることもでき、4/6を起点とした短期的な急落が一旦落ち着いた可能性が出てきました。

 窓埋めを達成できれば再び上値を狙いに行く展開も想定できそうです。

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  しかしながら、日柄で見ると5/7は4/21安値から9日目、3/18高値から33日目、3/5安値から42日目でもあり、「9日」「33日」「42日」の日柄が意識されていると仮定すると金曜日が下落への転換点となり、再びBOX下限を目指す動きになる可能性も想定されます。

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 上値を目指す、BOX下限を目指す、どちらの展開になったとしても目先は下値28,800円、上値29,400円(窓の下限)が意識されるため、狭い範囲でのBOX相場になる可能性も含めて対応していく必要があります。

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  ボリンジャーバンドでは-3σ~+3σまで全てのバンドが横向きになりBOX継続の動きとなっています。 

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過去チャートから見られる傾向

 過去2週間の分析では現在のチャートとコロナショックの類似点を記載しました。
 

 今回はボリンジャーバンドから見たコロナショックとチャイナショックの傾向を探ってみます。

 

 2020年のコロナショックは、-2σに触れた後に+1σまで反発する過程で各バンドが横向きとなりました。

 バンドが横向きになった後の収束は見られませんでしたが、+1σが上値抵抗となり再び-2σとネックラインを同時に割れて下落が加速しています。

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 一方2015年のチャイナショックは、-2σに触れた後に+1σまで反発し、-1σ~+1σを動く過程で各バンドが横向き→収束となりました。

 バンドが収束した後に-2σとネックラインを割れてバンドが拡大したことで下落が加速しています。
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 現在のチャートに当てはめてみると、今後バンドが収束する展開になるかどうかは分かりませんが、+1σまで反発する場面があった際には上値を抑えられる可能性があるとして準備した方が良さそうです。

 現在は28,400円にネックラインがあり、今後ネックラインを割れた際には、-2σを同時に割れていくかどうかも注目点として意識しておきたいと思います。

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TOPIX

 TOPIX日経平均株価と同様に窓の下限が上値抵抗として意識されています。

 25日線と75日線に挟まれた状態で、75日線がサポートとなるのか、25日線が抵抗となるのかを今後見極めていきます。

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指標

 騰落レシオは依然として売られ過ぎである80付近の水準に滞在しています。

 決算発表の結果やSQの思惑で買われる展開があれば100を目指す展開も想定されますし、材料に乏しければさらに深堀りして70を目指す一段安の展開も想定しておく必要があります。

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 GW前は空売り比率が増加しましたが、GW明けには40以下の水準まで減少したことから、2日間の上昇は空売りの買戻しの動きも影響していたように感じます。

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来週の戦略

 先週と変わらず大局では2/16高値を上限、3/5安値を下限としたBOX相場継続がメインシナリオです。

 短期的な節目も明白で下の節目は28,800円、上の節目は29,400円の窓を意識します。

 5日線、25日線、75日線、100日線が収斂し次の動きが出そうな環境でもあるため、まずは25日線と75日線がデッドクロスするか否かにも注意しながらポジションを調整していきます。

意識する日柄

・3/24安値から33日目の5/13