ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(7月19日~7月21日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 今週はインベスターZの言葉を紹介します。

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「継続するだけで0.01%(1/10000)に入れる」

 株式投資に限らず、何か新しいことを始めようとするとアレコレと理由を付けて批判してきたり、直ぐに結果が出ないからと早々に諦めてしまったりする人がいます。

 

 そんな中でも自分を信じて諦めずに継続すれば、時間はかかれどもある程度のレベルまで達することができると私は思っています。

 私自身、株式投資以外にも取り組みたいことが最近出てきたため、「継続する」ことを大切にしてこれからも行動していきたいと思います。

 

 それでは今週の日経平均株価を振り返っていきます。

週足

 「陰陰のはらみ線」を形成して下げ止まりを示唆した先週末でしたが、今週は寄り付きの段階から一段下げる展開となりました。

 ザラ場ベースでは5月安値を一時的に割れる場面も見られましが、終値では明確に割れておらず「辛うじてBOX相場継続」という形となっています。

 移動平均線は13週線と26週線が下向きのままであり、52週線のある27,000円付近までの下落は十分に考えられる環境となっています。

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日足

 週明け月曜日は「三空叩き込み」となって200日線まで下落しましたが、終値ベースでは5月安値および7/9安値を割らなかったことから「BOX継続」の動きでした。

 火曜日は更に下で寄り付き5月安値も割ったことから下への加速を警戒する場面となりましたが、1/6→1/7に空けた窓の上限付近で下げ止まり上髭を形成するものの陽線で終えたことから「下落」と断定するのは難しい大引けであったと考えます。

 水曜日は200日線を回復して寄り付くも、7/16→/19に空けた窓が上値抵抗となって陰線を形成したことから、すんなりと上を目指してはくれない動きとなっています。

 来週以降、下値に関しては200日線を維持できるか、1/6→1/7に空けた窓を埋めきらずに耐えられるかに注目していき、上値に関しては三空の窓や下向きの移動平均線を意識したいと考えます。

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 安値を記録した7/20は7/9安値から「8日」、6/15高値から「26日」であり、「9日」「26日」の日柄で考えると一旦の下げ止まりになった可能性はあると考えられます。

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 下値は依然として徐々に切り下げる形となっており、1/6→1/7に空けた窓を埋める展開となるのであれば、2020年12月に上値抵抗として機能していた26,900円や心理的節目の27,000円までの下落は十分に考えられます。

 またこの水準は上向きの52週線もあるため、下落した際の買いのポイントとして意識される可能性があります。

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 安値を更新するものの下落が加速しない状況を考えると、上昇ウェッジを形成していることも考えられるため「安値売り・高値買い」には注意していく必要があります。

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 ボリンジャーバンドは月曜日に再度-2σを割れてきました。

 各バンドが全て下向きとなっており、-1σを回復し-3σ~-1σが横向きもしくは上向きにならない限りは下へのバンドウォークを警戒しなければなりません。

 水曜日の終値では-2σを辛うじて維持した形となっていますが、-2σが下向きのため、サポートとして機能せずにさらに下落してく展開には注意が必要です。

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 一方、3月、5月にも各バンドが下向き且つ株価が下向きの-2σを辛うじて維持した展開がありますが、いずれも下へのバンドウォークには発展せず、+1σ、+2σを目指す上昇となったことから、今回も同様の展開になる可能性もあります。

 いずれにしても-1σを早期に回復できるか否かに注目していきます。

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 今週の売買ポイントを振り返ると、200日線およびBOX下限に近付いた月曜日の寄り付きもしくは大引けは「買う動作」を行うポイントであったと考えます。

 また、5月安値を一時的に割れたものの、下落が加速せずにBOX下限を辛うじて維持し、陽線を形成した火曜日の大引けも「買う動作」を行うポイントであったと考えます。

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TOPIX

 TOPIXは底堅く、7/9の安値を割れることなく推移しています。

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 日経平均株価以上に典型的なBOX相場の動きが継続しており、1,880ポイントの下限で止まった後は、1,980ポイントの上限を目指す展開が想定できそうです。

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指標

 今週の安値を記録した火曜日に騰落レシオは80を割れました。

 チャイナショックやコロナショックの様な波乱がなければ、BOX下限の水準で騰落レシオが80を割れた火曜日は「買い場」となります。

 波乱がない限りは「逆張りの買い」にメリットが生まれる環境となっています。

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 週明け2日間は立て続けに空売り比率が40台後半を記録しており、下げ止まりの水準に入ってきていると考えます。

 7月は空売り比率が40台を記録している日が多いため、上値の重たさが目立っていますが、空売りの買戻しが入って30台を連続して記録するのであれば、上昇を期待できる展開を想定できそうです。

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来週の戦略

 来週も引き続きBOX相場がメインシナリオとなりますが安値割れには注意が必要です。

 火曜日で一旦の底入れをしたのか否かを見極める必要があるため、株価とボリンジャーバンドの-1σおよび5日線との位置関係に注目していき、今週の火曜日の安値を割れる場合には27,000円までの下落もあると考えポジションを建てていきます。

 来週の上値と下値の目途は以下を想定します。

 上値:28,201円および28,240円(7/15→7/16の窓の上限および下限)、28,400円、-1σ

 下値:27,196円(1/6→1/7の窓の下限)、27,330円(7/20安値)、27,419円(7/9安値)、27,385円(5/13安値)

意識する日柄

・7/13高値から9日目の7/27

・6/21安値から26日目の7/28

・5/13安値から51日目の7/26

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