ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(1月11日~1月14日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 毎週ブログを読んでいただきありがとうございます!

 

 早速ではありますが、今週の日経平均株価を振り返っていきます。

週足

ローソク足

 3本の移動平均線が上値抵抗となり、上髭陰線を形成。

 先週の安値も割り込み、上値及び下値の切り下げの形が週足からも見て取れる。

移動平均線

 13、26、52週線の各移動平均線が限りになく収束しており、エネルギーを貯めている。

 今週の下落で13週線が52週線を割り込み、下落の初動のような動きにも見て取れる。

 13週線が26週線を割り込み、26週線および52週線が下向きに転じた時には大きなトレンドが発生していると考えられる。

トレンドライン

 2021年8月安値を起点とした下値支持線は何とか保っている状況。

 ここを明確に割った場合には下へのトレンドが発生する可能性があると考えている。

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日足

ローソク足

 火曜日に12/3安値を起点とした下値支持線まで下落。

 下値支持線で下げ止まって水曜日に反発するも、200日線や週足の移動平均線が密集するポイントで上値を抑えられ、木曜日は再度下落。

 「陽陰のはらみ線」を形成した翌日の金曜日の寄付で下降フラッグを窓を開けて下抜けし、下へのトレンドが出る可能性が出てきた。

 ただし、金曜日のローソク足は12/20安値付近で下げ止まり且つ長い下髭陰線(たくり線)を形成していることから、週明けの反発も可能性としては考えられる。

 週明けに窓を開けて上で寄り付き、陽線を形成するならば「明けの明星」というシナリオも考えられる。

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移動平均線

 下向きに転じた200日線が上値を抑える嫌な展開。

 75日線も徐々に切り下げており、200日線とのデッドクロス間近。

 波を打っている25日線は再び下向きに転じ、上値を追っていける環境でないことは確かであると考える。

トレンドライン

 下降フラッグを下抜けしたため、次なる下値支持線の目途は2021/8/20安値を起点としたトレンドラインとなる。

 金曜日のたくり線からも、このトレンドラインが意識されていることは分かるため、ここを割れたら下への動きが強く出る可能性があると考えている。

 一旦反発した場合でも、下降フラッグのこれまでの下値支持線が上値抵抗になる展開も考えなくてはならない。

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 また、2021/9/14高値を起点とした、上値抵抗線はこの先も意識していくことになる。

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ボリンジャーバンド

 木曜日に限りになく収束し、金曜日の下落で-2σに到達。

 到達と同時にバンドが拡大方向に転じる動きが見られているため、下へのバンドウォークの初動の可能性も警戒しなくてはならない。

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日柄および値幅

 大局の値幅は「値幅計算」を参照。

 下降フラッグを下抜けたことで、一段下の階層で株価が動くことも視野に入れたい。

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 また、9/14高値を起点とした下落の値幅、11/16高値を起点とした下落の値幅と同じ値幅だけ1/5高値から下げると想定すると、おおよその目途は26,000円~27,000円となる。

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今週の売買ポイント

 ・トレンドラインの下値支持線に到達した火曜日の大引:「買う動作」

 ・200日線、週足移動平均線に到達した水曜日の大引:「売る動作」

 ・「陽陰のはらみ線」を形成した木曜日の大引:「売る動作」

 ・8/20安値を起点としたトレンドラインおよび12/20安値付近で下げ止まり「たくり線」を形成した金曜日の大引:「買う動作」

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TOPIX

ローソク足

 12/1安値を起点とした下値支持線も維持しており、短期的には下降フラッグを継続中。

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移動平均線

 200日線が株価のサポートとなっているが、瀬戸際のように見受けられる。

 200日線を下抜けると、下値支持線も下抜けすることになるため、下への動きが加速するようにも考えられる。

指標

25日騰落レシオ

 短期的には売られすぎの水準であるが、25日でみると平均的な心地よい水準である。

 120を目指すのであれば上値抵抗線が目途になるし、80を目指すのであればトレンドライン下抜けとなるであろう。

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空売り比率

 金曜日に空売り比率が50の大台に突入した。

 平常時であれば底入れの水準であるため、週明けは空売りの買戻しによる急反発に注意する必要がある。

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投資主体別売買状況

 先週の投資主体別売買状況は「海外勢:買い越し」「個人:様子見」となっている。

 大発会の上昇が行って来いとなった中で海外勢および個人(信用)は買い越している。

 今週の下げでも海外勢が買い越しているのか、売り越しているのかは気になる点である。

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日経VI

 金曜日の下落でも日経VIは23%程度であり、恐怖感は出ていない。

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 過去の値動きからみても、日経VIが30%を超えない限りは本格的な買いを入れる投資妙味はないと考えている。

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来週の戦略

 メインシナリオは戻り売りである。

 ただし、8/20安値を起点としたトレンドラインが意識されていることは間違いないため、明確に割れるまではトレンドラインを下値の目途とした買いも行っていく。 

上値の節目

 トレンドライン(9/14高値を起点とした上値抵抗線)1/5高値(29,388円)、12/28高値(29,121円)、11/16高値(29,960円)、5日線、25日線、75日線、100日線、200日線、-1σ

下値の節目

 トレンドライン(8/20安値を起点とした下値支持線)、1/14安値(27,889円)、12/3安値(27,588円)、10/6安値(27,293円)、8/20安値(26,954円)、-2σ、-3σ

意識する日柄

・1/5高値から9日目の1/18

・12/3安値から32日目の1/20

・11/16高値から42日目の1/18

値幅計算

上値目途

30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値

30,66810/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値

31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値

32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値

32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し

34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値

34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値

下値目途

26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値

25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し

25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し

24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値

23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値

23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し

23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値

21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し