ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(2月7日~2月10日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 私事ですが、転職をしまして2月から新しい職場にて働いております。

 新しい環境に慣れるまでバタバタする日々ですが、気分転換がてら引き続き毎週の分析は投稿していきたいと思います。

 

 それでは今週の日経平均株価分析です。

週足

ローソク足

 「陰陽の包み線」を形成した先週の流れを引き継ぐように今週は続伸した。

 ローソク足は陽線となり、先週のローソク足と合わせると「陽陽のたすき線」を形成して来週も続伸が期待される。

 ただし、週明け早々に今週の高値を上抜けられないようであれば短期的な上昇一服に注意が必要である。

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移動平均線

 52週線の切り下げの角度が徐々に大きくなってきている。

 目先は13週線であるが、13週線も大きな角度で下げてきているため、上値を抑える要因となりそうである。

トレンドライン

 2021年8月安値を起点として形成していた下値支持線と13週線が重なってきている。

 短期的にはこの水準までの反発は想定するが、その後は一旦調整局面に入ると考えている。

日足

ローソク足

 4営業日中3営業日が陰線であったものの、株価としては上昇した。

 今週は上値の節目(ネックライン)が多かったため、売りのポイントとして意識されたのだろう。

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移動平均線

 先週記載した「グランビル売②」のパターンを形成している局面だと考えている。 

 25日線を回復してはいるものの、ローソク足は陰線で強さを感じず、25日線も下向きのままなのでこのまま上昇していくのは厳しい環境である。

トレンドライン

 金曜日はネックライン(12/20安値および1/14安値)まで戻していることもあり、売りのポイントとして意識されやすい日であった。

 また、先物(期近)ベースではすでに意識されるトレンドライン(過去の下値支持線)に裏タッチしているので、いつ調整を挟んでもおかしくない環境ではある。

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ボリンジャーバンド

 -3σ~-1σが上向きに転じ、各バンドが再び収束に向かって動き始めた。

 ボリンジャーバンドで見ると-2σ~+2σでの短期的なBOX相場に入りつつあると考えられる。

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 この後にも考察するが、ボリンジャーバンドの各バンドの動きを見ると、2021年10月の底打ち後の反発局面と類似していると考えている。

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日柄および値幅

 2021年9月高値を起点とした下落トレンドにおける、底打ち→25日線到達までの上昇局面について考察する。

 ・2021年10月は「11日」でおよそ2,150円の上昇をして25日線に到達

 ・2021年12月は「10日」でおよそ1,490円の上昇をして25日線に到達

 「10日」という日柄と1,500円~2,000円という値幅で考えると、金曜日は「11日で1,850円の上昇」となっており、25日線まで反発す日柄および値幅を満たしていることになる。

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 25日線到達後の調整を見てみると、

 ・2021年10月は4日で1,000円の下落

 ・2021年12月は3日で1,170円の下落

 3日~4日で約1,000円近くの短期的な急落をしている傾向から、来週は27,000円前後まで調整する場面があることが十分に考えられる。

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 また、高値→25日線までの戻り高値を見てみると

 ・2021年9月→10月は25日

 ・2022年1月→今週の金曜日は26日

 となっており、高値→高値の日柄からみても金曜日は一端の戻り高値になる可能性は十分に考えられる。

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 底打ち後から25日線までの戻り高値の戻り幅を見てみると、2021年10月および12月はいずれも下落幅に対して61.8%戻しの水準まで達しているため、金曜日に戻り高値をつけた可能性を想定しつつも、週明けに反発があるとすれば28,100円まで上値は考えておきたい。

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今週の売買ポイント

 ・12/3安値のネックラインおよび下向きの25日線に近づいた水曜日の大引:「売る動作」

 ・12/20安値&1/14安値のネックラインおよび下向きの25日線に到達した金曜日の寄付:「売る動作」

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TOPIX

ローソク足

 TOPIXは三角保ち合いに回帰したものの、1/18→1/19の窓や200日線に上値を抑えられる状況となっている。

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移動平均線

 日経平均株価同様に「グランビル売②」を形成していると想定している。

 徐々に75日線と200日線のデッドクロスが現実味を帯びてきており上値が重い環境は来週も継続する。

指標

25日騰落レシオ

 先週と変わらず25日騰落レシオは中立である。

 2021年10月の25日線到達時の騰落レシオも中立に近かったことから、調整を入れやすい環境ではある。

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空売り比率

 空売り比率は依然として高い水準で推移している。

 高い水準の空売り比率が上値の重さの原因となる一方、1/27の底値を境に売り方はじわじわと踏み上げられていることも伺える。

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投資主体別売買状況

 先週の投資主体別売買状況は「海外勢:売り越し」「個人:売り越し」となっている。

 ただし、依然として個人(信用)は買い越している。

 個人(信用)の強気はいつまで続くのだろうか?

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日経VI

 底打ち後は日経VIの低下とともに株価が反発してきている。

 今週も株価は上昇しているが日経VIは20%を割っておらず市場は楽観しているとは言い難い。

 週明け、短期的な反発で28,100円付近まで上昇する局面があれば20%割れも期待できるであろう。

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来週の戦略

 BOX対応で25日線~1/18安値までは戻り売り、1,000円程度の調整で27,000円前後になったら押し目買いを狙っていく。

上値の節目

 12/20安値(27,893円)1/14安値安値(27,889円)、1/18→1/19の窓、75日線、100日線、200日線、+1σ、+2σ

下値の節目

 2/4安値(27,075円)8/20安値(26,954円)、1/27安値(26,044円)-1σ、-2σ

値幅計算

上値目途

30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値

30,66810/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値

31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値

32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値

32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し

34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値

34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値

下値目途

26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成

25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し

25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し

24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値

23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値

23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し

23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値

21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し