ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(1月31日~2月4日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

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 今週もイチローさんの言葉を励みに、日経平均株価を振り返っていきます。

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 あれこれと知識を詰め込んでも頭がこんがらがるだけなので、私はいつものように同じパターンで同じことしか分析しませんので悪しからず。

月足

ローソク足

 1月の月足は大陰線を形成。

 12月の月足と合わせると「陽陰の包み線」で下落を警戒する組み合わせを形成。

 安値は24週線が意識される形となっており、2021年8月安値を終値ベースでは何とか維持して終えている。

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移動平均線

 12週線を割れて24週線まで調整。

 中長期の移動平均線は上向きを維持してサポートとなっているが、12ヶ月線が下向きとなっているため上値が重い状況は続く。

トレンドライン

 アベノミクスで形成した上図の長期チャネルラインは意識したい。

 チャネル下限もしくは24,000円まで調整する展開がどこかであるのではないかと警戒は常にしている。

週足

ローソク足

 週足は大きめの陽線を形成。

 先週のローソク足(たくり線)と合わせると「陰陽の包み線」を形成し、一端の底入れの可能性が大きくなってきた。

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移動平均線

 ローソク足<13週線<26週線<52週線の下降トレンドを形成中。

 上値は13週線を意識する。

トレンドライン

 短期的には2020年8月安値を起点とした形成していた下値支持線が上値抵抗となる展開を意識する。

 同時に2020年9月高値を起点とした上値抵抗線は引き続き注目されるラインとなる。

日足

ローソク足

 3営業日で陽線を記録し、先週木曜日の下落をなかったことにする一週間であった。

 ただし、火曜日のローソク足から感じ取れるように12/3安値のネックラインに近づくと戻り売りが意識され、ネックラインを回復できていないままでの週末となっている。

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移動平均線

 先週木曜日の時点で25日線との乖離率が大きくなったこともあり、今週の反発は25日線との乖離を小さくするための動きと読み取ることもできる。

 反発はしているが25日線は下向きであるため、25日線に株価が達したときは「グランビル売②」が意識されることを予め想定しておきたい。

トレンドライン

 週足同様に、8/20安値を起点とした下値支持線を意識し、ここまで戻った場合には抵抗となる可能性があることを想定する。

ボリンジャーバンド

 先週木曜日に底打ちした可能性を示す動きが2つ見られた。

 1つ目は-1σを明確に回復したこと。

 2つ目は-3σが上向きに転じたこと。

 来週-2σが上向きに転じれば、より底打ちの可能性が高くなると同時に、株価が下落したとしても、-1σや-2σが押し目買いのポイントとなる。

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日柄および値幅

 今回の戻りの目途の最大値を過去の値幅の傾向から考察してみる。

 昨年9/14高値を起点とした下落において、9/14高値→10/6安値の戻り高値は下落幅の76.4%戻しであった。

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 同様に、11/16高値→12/3安値の下落の戻り高値は下落幅の76.4%戻しの水準であった。

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 これらの傾向を1/5高値→1/27安値の下落に当てはめてみると、下落幅76.4%戻しは28,600円となり、今回の戻りの最大はこの水準を意識する。

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 戻り高値の最大幅の想定である28,600円とトレンドラインの上値抵抗線が重なるのは3月上旬であることから、2月相場は堅調である可能性も考えておきたい。

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今週の売買ポイント

 ・12/3安値のネックラインに近づいた水曜日の大引:「売る動作」

 ・12/3安値のネックラインに近づいた金曜日の大引:「売る動作」

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TOPIX

ローソク足

 日経平均株価同様にTOPIXも反発する一週間となった。

 TOPIX日経平均株価よりも早く三角保ち合いの下値支持線に到達し、この下値支持線が上値抵抗として意識される動きが見られる。

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移動平均線

 早ければ来週にも25日線に到達するため、「グランビル売②」を形成するか否かを確認していく。

指標

25日騰落レシオ

 短期的には買われ過ぎているが、25日で見ると心地よい水準に留まっている。

 上値を追う余地は十分にあることになる。

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空売り比率

 反発する一週間で合ったものの、空売り比率は高い水準で推移した。

 高い空売り比率が上値の重さの原因でもあるが、裏を返せば節目を突破すると空売りの買戻しで上昇しやすくなると考えることもできる。

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投資主体別売買状況

 先週の投資主体別売買状況は「海外勢:大幅に売り越し」「個人:大幅に買い越し」となっている。

 下落局面でも個人の強気の買いは2022年も健在である。

 個人の買いの心が折れる下落が一回は欲しいところだ。

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新安値数

 新安値数が400を超えた先週の木曜日が結果的に底値となった。平常時の底の指標として新安値数300以上というのは今回も当てはまったことになる。

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日経VI

 日経VIが急騰し32%で高値を付けた先週木曜日が底となったことから、今回の下落は平常時の下落となり更なる恐怖は生まれなかった。

 今週は急騰した日経VIが下げることで市場にも安心感が生まれ堅調な株価の動きにつ繋がった。

 再び20%を割って市場が楽観する状態を待つことになる。

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来週の戦略

 調整局面では押し目買いを狙っていく。

 また、25日線が目前に迫っているため、25日線と接する場面では戻り売りを狙う。

上値の節目

 12/3安値(27,588円)、1/18→1/19の窓、25日線、75日線、100日線、200日線

下値の節目

 8/20安値(26,954円)、1/27安値(26,044円)-1σ、-2σ

意識する日柄

 ・1/27安値から9日目の2/8 

 ・1/5高値から26日目の2/10

値幅計算

上値目途

30,506円:0/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のV値

30,66810/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)→10/25安値(28,472円)のN値

31,685円:10/6安値(27,293円)→10/20高値(29,489円)のE値

32,538円:2018年10月高値(24,448円)→2020年3月安値(16,358円)のV値

32,300円:1989年最高値→2008年安値のフィボナッチ78.6%戻し

34,474円:2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のV値

34,720円:2020年10安値(22,948円)→2021年2月高値(30,714円)→2021年8月安値(26,954円)のN値

下値目途

26,458円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のN値→1/27達成

25,946円:2020年10月安値(22,948円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し

25,280円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)の38.2%押し

24,626円:10/6安値(27,293円)→11/16高値(29,960円)のV値

23,791円:9/14高値(30,795円)→10/6安値(27,293円)のE値

23,576円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)50%押し

23,113円:8/20安値(26,954円)→9/14高値(30,795円)のE値

21,873円:2020年3月安値(16,358円)→2021年9月高値(30,795円)61.8%押し