ヤマちゃんの備忘log

日々のこと、株式投資のこと、ポイント活動のことを思いつくままに備忘録として綴っています。

今週の日経平均株価分析(12月14日~18日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 全国各地で寒波が到来した今週、気温の急激な変化で体調は崩されていないでしょうか?

 地域によっては降雪により交通障害や事故も発生しており、雪の怖さを改めて思い知らされる今日この頃です。

 

 コロナウィルスのニュースも連日途絶えることなく流れ、気持ちが暗くなってきてしまいますが「冬来たりなば春遠からじ」という言葉があるように、辛い時期を乗り越えるからこそ、次に来る幸せを噛みしめることができると思いますので、我慢の時期は続きますが何とかコロナウィルスが終息に向かってほしいものです。

 

 それでは、今週の日経平均株価を振り返っていきます。

週足

「陰陰の包み線」の組み合わせを形成したことで、高値圏での下落に警戒が必要であった先週末でしたが、今週の寄り付きは窓を空けて下で始まることはなく、結果的に先週のローソク足の実体の範囲での小動きに留まりました。

 ローソク足は「陰陽のはらみ線」を形成し、下げへの警戒は一旦和らいだ形にも見て取れます。

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 先週の分析では、日足ベース見るとで2016年11月の米大統領選後のチャートと動きが類似している可能性があると記載しました。  

 日足とは別に週足ベースでチャートの形を見てみると、現在は2017年9月からの急騰後の、11月の保ち合いと類似しているかもしれません。

 2017年は年末まで保ち合いが継続し年明けに上放れるという展開でしたが、果たして今回はどのような展開になるのでしょうか?

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日足

 価格帯で見ると26,600円~26,800円の小幅なレンジでの一週間でした。

 ローソク足が保ち合いを継続する中、25日線が接近してくる日柄調整の動きとなっており、来週もローソク足と25日線の絡みに注目していくことになります。

 現在の動きは「グランビルの買い➂」がメインシナリオとなりますが、25日線を一旦割り込んで上昇する「グランビルの買い➁」のシナリオも想定した方が良さそうです。

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 短期的に見ると、今週は三角保ち合いの中での動きでもありました。来週には三角保ち合いを放れる動きが見られるので、上放れした時、下放れした時、それぞれの節目を意識して相場に臨んだ方が慌てずに済みそうです。

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  今週はボリンジャーバンドの+1σが上値抵抗として機能していましたが、2016年11月~2017年4月、2017年5月~2017年9月の保ち合いの動きも参考になりそうです。

 傾向としては、一度25日線まで押した後に再度直近高値を目指す動きが見られるので、今回の保ち合いも25日線まで押した時が一つのポイントとなりそうです。

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TOPIX

 TOPIXは2018年10月に空けた窓を終値ベースでようやく埋めてきました。25日線の接近を待ってから再度高値を更新して上昇する展開があれば、2018年10月高値の1,838ポイントも視野に入りそうです。

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指標

 25日騰落レシオの過熱感は一旦収束し、100前後の心地よい水準となっています。今後、再度上昇に転じるために売られ過ぎ水準である80前後まで騰落レシオが下がる展開が無きにしも非ずなので、想定しておいて損はなさそうです。

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  空売り比率は依然として低水準で推移しています。大きな空売りが入っていないため下値も限定的で、買い場という買い場が今週はありませんでした。

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 先週の投資主体別売買状況は海外勢が買い越し、個人が売り越しとなっていますが、個人の信用は2週続けての買い越しとなっています。海外勢が売り越しに転じていないことも下値が固い要因ではありますが、売り越しに転じた時には値幅調整が起こる可能性もあるため、毎週の海外勢の動きには注意を払っておく必要があります。

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来週の戦略

 BOX相場を前提としつつ、25日線まで押して一旦反発することをメインシナリオとします。

 ただし、ボリンジャーバンドの+1σが上値の抵抗にもなっているため、25日線で反発しても+1σを回復して上昇が継続する展開がなければBOX相場継続の可能性が強いと判断します。

 その場合、狭い値幅ではありますが25日線を買いのポイント、+1σを利益確定ポイントとします。

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 今後想定するシナリオを3パターン用意しておきます。

 1つ目は25日線の接近を待ち、年末に向けて再上昇するパターン。

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  2つ目は25日線の接近を待って反発するも、上昇に入らずBOX相場が継続するパターン。

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 3つ目は25日線で留まれず値幅調整に入るパターン。

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 どのパターンが来ても良いように、週末のうちに節目の確認と建玉のイメージを忘れずに行っていきます。

楽天ユーザー必見!ハピタス×楽天市場アプリでポイントを3重取りする方法!

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 クリスマスや年末が近付き、クリスマスプレゼントの購入やふるさと納税の申し込み、お歳暮の手配をインターネットで行っている方も増えている時期かと思います。

 

 私は普段、楽天市場にてインターネットショッピングをしていますが、その時にちょっとだけ手間をかけることで、還元されるポイントを3重取りしています。

 今日は普段から楽天市場にて買い物を行う読者様向けに、ポイントサイトと楽天市場アプリを利用したポイント3重取り方法をお伝えします。

 

 今回利用するポイントサイトはこちらの記事で紹介した「ハピタス」です。

 

 まだご覧になられていない方は是非一度、お目通しいただけると嬉しいです。

 下記バーナーからハピタスの登録も可能なので気になった方は登録していただけると嬉しいです。 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

ハピタスを利用して還元率を1%上乗せ

 ハピタスには楽天市場楽天トラベル、楽天ブックスなど、楽天の様々なサービスの広告があるため、各サービスを利用する際に広告を経由することでハピタスポイントを獲得することができます。

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 広告を経由して楽天市場で買い物をすると商品代金(税抜き価格)に対して1%のハピタスポイントが還元されることになるため、楽天市場にて10,000円の商品を購入したりふるさと納税を申し込んだりすればハピタスポイントが100ポイント付与されます。

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楽天市場アプリを利用して還元率を0.5%上乗せ

 スマートフォン楽天市場アプリをダウンロードしていただき、楽天市場アプリから商品を購入すると0.5%のポイント還元(期間限定の楽天ポイント)が上乗せされます。

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 楽天市場で買い物をする際、「ハピタスの楽天市場広告+楽天市場アプリ」を同時に利用することによってポイント還元率が1.5%アップされることになりますので、年間で100,000円分の商品を購入する場合、ただPC上で楽天市場を利用して買い物をする時と比べて1,500円分のポイントを上乗せできる計算になります。

ポイント3重取りの手順

 ここからは、実際にポイントを3重取りする手順を実際の操作画面を使用して説明していきます。

楽天市場にてお気に入り登録

 最初に購入したい商品を楽天市場のWEBサイト(楽天市場アプリでも可)で「お気に入り」に登録します。

 楽天市場のWEBサイトを利用する時はPC、スマートフォンどちらでも構いません。

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 今回はスタンディングデスクを購入します。税抜き価格で10,900円であるため、ハピタスで楽天市場の広告を経由して購入するとハピタスポイントが109ポイント付与されます。

 この時、購入したい商品はかごに入れた状態にするのではなく「必ずお気に入りに登録する」ということに注意してください。

 ハピタスの広告を経由して楽天市場で買い物する際、既にかごに入っている商品はポイント対象外になってしまうためです。

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楽天市場楽天市場アプリをログイン状態にする

 ここからの操作は全てスマートフォンで行いますので注意してください。 

 まずは、楽天市場アプリおよびスマートフォンWEBブラウザ上の楽天市場にログインします。

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ハピタスから楽天市場の広告にアクセスする

 続いてスマートフォンWEBブラウザからハピタスにログインします。

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 検索マークから「楽天」の項目をタッチし、楽天市場の広告を見つけます。

 普段から楽天市場を利用する方には「お気に入り」登録しておくことをオススメします。

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 「楽天市場」の広告をタッチした後、「ポイントを貯める」をタッチするとWEBブラウザ楽天市場へ自動的に移動します。

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楽天市場から楽天市場アプリに移動して商品を購入

 WEBブラウザに移動後、キャンペーン画面が表示された場合には左上の「R」マークをタッチすると楽天市場のトップ画面に移ります。

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 楽天市場のトップ画面には現在のポイント還元率が表示されます。現在の私のポイント還元率は9.5%です。

 この時点では楽天市場アプリを使用していないため、楽天市場アプリ使用時の+0.5倍は適用されておりません。

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 楽天市場のトップページから下へスクロールしていくと「アプリ」という項目がありますので、ここから楽天市場の項目をタッチして楽天市場アプリへ移動します。

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 iPhoneの場合はApp Storeの画面に一度移るので「開く」をタッチすれば楽天市場アプリに切り替わります。 

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 楽天市場アプリに移動すると先程9.5%だったポイントの還元率が0.5%増加して10%になりました。

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 ここから「お気に入り」をタッチして購入予定だった商品をかごに入れて決済すれば作業完了です。

 今回は、商品独自のキャンペーンも重なっていたので、19%分の楽天ポイントが還元されました♪

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 後日、ハピタスのポイント獲得状況を確認すると、購入した商品価格の1%に相当する109ポイントが「判定中」となっていることがしっかりと確認できました。

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 このような形でハピタスと楽天市場アプリを同時に利用することでポイントの3重取りを簡単に行うことが可能となります。

おわりに

 いかがでしたでしょうか?

 最初は面倒な作業に思えるかもしれませんが、操作に慣れてしまえば流れ作業の様にスムーズにポイントの3重取りができるようになります。

 「塵も積もれば山となる」という諺があるように、ちょっとした手間の積み重ねが1年間という期間で考えると大きな差になってきます。

 余分に還元されたポイントを利用して日用品を購入したり、ちょっとした贅沢をご自身にプレゼントしたりするのも良さそうですね!

 

 この記事を読んで、もしハピタスを使ったでポイント3重取りを行ってみようかな?と思えましたら下記バーナーより登録していただけると嬉しいです。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

今週の日経平均株価分析(12月7日~11日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 例年と異なる師走。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 コロナウィルス感染拡大の影響を踏まえ、私の職場では年内は可能な限り在宅勤務をするようにと通達がなされました。

 例年であれば年末挨拶で各地に出張するため、師走の名の通り12月の1ヶ月間は月曜日~金曜日まで自宅に帰らず慌しいまま仕事納めを迎えるのですが、今年は出張もできず自宅で仕事納めを迎えることになりそうです。

 ゴールが見えない戦いが1年続いていますが、「感染しない」「感染させない」ことが私自身にできる唯一のことなので、細心の注意を払って毎日を生活している次第です。

 

 それでは、今週の日経平均株価を振り返っていきます。

週足

 週明け早々にザラ場ベースで高値を更新する場面が見られましたが、心理的節目である27,000円を目前に上値が重い1週間となりました。今週のローソク足も先週と同様に長い下髭を形成していますが、「カラカサ」で買いサインとなるのか、はたまた高値圏での「首吊り線」で下落サインの予兆となるのかをしっかりと見極めていく必要があります。

 ローソク足は「陰陰の包み線」の組み合わせを形成し、高値圏では下落に警戒するサインとなっています。

 過去には高値圏で「陽陰の包み線」を形成した後に大幅な調整に入った事例もあるため、調整するシナリオも想定しておいた方がいざという時に慌てずに済むかと思います。

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日足

 月曜日の寄り付きで高値を更新しましたが上昇に勢いはなく、火曜日にかけて調整しました。結果的に26,400円~26,900円の範囲に収まるBOX相場でした。

 11月下旬から高値圏での保ち合いを形成し、その間に25日線がローソク足に近付いてくる日柄調整の動きが今週も見られました。来週以降、25日線が近付いてきたタイミングで再度上昇すれば「グランビルの買い➂」になりますし、25日線まで押して再上昇すれば「グランビルの買い➁」になる展開も想定されます。

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 金曜日に終値ベースでボリンジャーバンドの+1σを割ってきたことから、2017年9月の様な強い上昇のシナリオは一旦なくなりました。来週以降は26,300円~26,900円のBOX相場をメインシナリオとして立ち回ろうと考えています。

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 今回の様な急上昇の後の保ち合いは、2016年の米大統領選挙後のチャートが参考になるかもしれません。今回の上昇の材料も米大統領選挙であったことから、大統領選挙後の展開も類似してくる可能性は十分に考えられます。

 2016年のチャートでは急上昇後に+1σを割れた後、一旦25日線まで押して再度高値に挑戦しています。高値に挑戦するも、その後は高値を更新することなく-2σ~+2σおよび直近高値~安値のBOX相場が4ヶ月近く続きました。

 現在の相場もBOXを前提とし、直近の高値を勢いよく上抜けるか否かに注意を払って見た方が良さそうです。

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TOPIX

 TOPIXは依然として、2018年10月に空けた窓を埋めきれずに高値圏で保ち合いを継続しています。

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 TOPIX日経平均株価同様にBOX相場を想定しており、上下の窓のどちらを先に埋めるかに注意を払っていく必要がありそうです。

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指標

 25日騰落レシオは12/8に120を超えて過熱感が出始めました。再上昇するために騰落レシオの過熱感を下げて調整を挟む可能性もあるため、BOX相場の下限や25日線まで調整するシナリオを想定して立ち回る必要がありそうです。

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 今週の底値となった火曜日に空売り比率が増加しており、「空売り比率が増加した日が買い場」という傾向が今週も見られました。それ以外に目立った数字は見られませんでした。

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 先週の投資主体別売買状況は海外、個人共に買い越しとなっていますが、海外勢の買いの勢いが弱まり、個人の信用買いが多くなっています。高値圏で個人が信用で買っている状況であり、個人の買いを振るい落とすために梯子が一旦外される可能性も想定しておく必要がありそうです。

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来週の戦略

 BOX相場を前提としてトレードしていきます。25日線が徐々に接近しており、25日線もしくはBOX下限で一旦の反発をして再度高値に挑戦するシナリオを想定しています。

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 25日線やBOXの下限を割れてきた場合には11月下旬に空けた窓まで調整するシナリオも想定しています。

 メインシナリオのBOX下限は26,300円付近、サブシナリオのBOXの下限は25,500円~25,900円程度を想定しています。

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 その他にボリンジャーバンドの±1σが上値および下値の抵抗になるシナリオも想定しています。

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意識する日柄

・12/7から9日目の12/17

・10/30から33日目の12/17

・10/2から51日目の12/15

今週の日経平均株価分析(11月30日~12月4日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 日本ではコロナウィルス再拡大による自粛要請で経済への影響が懸念される一方、世界ではコロナウィルスワクチンの実用化やワクチン接種開始の期待による好需給で株高が継続しています。

 今年の2月、3月は悪材料として意識されていたコロナウィルス感染者拡大が今では悪材料として全く意識されず、期待を含めた好材料のみに反応するマーケットになっています。

 日経平均株価もこのまま年末まで株高を継続するのか?上昇の梯子がどこかで外されるのか?未来のことは分かりませんが、どのように動いてもいいように現在のチャートから想定されるシナリオや節目を用意しておくことが、マーケットで長生きするには大切なのではないかと思っています。

 それでは、今週の日経平均株価を振り返っていきます。

月足

 9月、10月で形成した「陽陰のはらみ線」による調整の警戒感を打ち崩すかのように11月の月足は大陽線を形成し、2018年の高値である24,448円を勢いよく上抜けました。

 10月、11月の月足の組み合わせは「陰陽のたすき線」で上昇への転換を示唆する組み合わせとなっています。

 12ヶ月線および24ヶ月線の角度が上向きに転じたことで、ローソク足>12ヶ月線>24ヶ月線>60ヶ月線の上昇トレンドの並びが明確となりました。

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 2018年の24,448円を上抜けたことで相場は「青天井」となっています。過去のチャートから上値の目途を探ってみると、1991年に付けた戻り高値の27,270円が目先の節目となってきます。

 また、2015年高値→2018年1月高値を結んだトレンドラインの上値抵抗線も上値の目途として意識されるかもしれません。

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週足

 高値を更新するも、先週のように上昇の勢いは継続せず、長い下髭の陰線を形成する1週間となりました。今週の長い下髭が「カラカサ」で買いサインとなるのか、それとも高値圏での「首吊り線」で下落サインの予兆となるのか来週以降しっかりと見極める必要が出てきました。

 ただ、今週のローソク足の実体は先週のローソク足の実体とは触れておらず、ローソク足の組み合わせとしては下落の可能性は弱いレベルに留まっています。

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日足

 節目の27,000円に近付いたこともあってか、寄り付きで直近高値を更新するも上値が重く陰線を形成する、という傾向が見られた今週でした。

 先週の金曜日、今週の月曜日で「陽陰のはらみ線」を形成したことで、下落警戒のサインが点灯しましたが、火曜日に下落が加速することはなく、1週間を通して高値圏で保ち合う展開となりました。

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 急騰後に保ち合った展開を過去のチャートから探ってみます。現在の上昇と似ている2017年9月以降の急騰では、保ち合い後、更に高値を更新し42日間上昇しました。

 一方、2018年1月および2018年10月は高値保ち合い後に「アイランドリバーサル」を形成し、大幅な調整が入る展開となっています。今回の高値圏での保ち合いも、「アイランドリバーサル」の形成と高値更新の2つの展開をシナリオとして想定する必要がありそうです。

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TOPIX

 TOPIXは先週金曜日を高値に、高値更新は見られませんでした。今週の安値は、先週空けた窓の上限で綺麗に止まっており、直近の窓の上限を下値、コロナショックで空けた窓の上限を上値としたBOX相場に入った可能性があります。

 また、TOPIX日経平均株価同様に「アイランドリバーサル」および高値更新の2つのシナリオを常に想定しておく必要があります。

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指標

 25日騰落レシオは120に近付き、過熱感が少しずつ出てきています。来週、120を超える場面が見られるのであれば、目先の天井が近いサインとして意識され、上値が重くなる展開が想定されます。

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 高値を更新して陰線を形成した日に空売り比率が増加する傾向が見られた今週でした。

 高値を更新した日に空売りを少しずつ仕込んで下落に備えているのか?空売りを仕込んで下落させたところを買ってきているのか?は分かりませんが、久しぶりに40台後半を記録した水曜日が下落のサインの予兆なのか?買い場のサインなのか?その答えを来週以降の相場の動きでしっかりと確認していきます。

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 先週の投資主体別売買状況は4週連続で海外勢が大幅買越し、個人が大幅売越しとなり、依然として海外勢と個人の動きが正反対です。

 今後、海外勢が売越しに転じ、個人が買越しに転じると相場の流れが変わる可能性があるため、来週以降も投資主体別売買状況の結果には注意を払っていく必要があります。

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来週の戦略

 今週も押し目買いがメイン戦略となります。金曜日は5日線およびボリンジャーバンド+1σに接近する展開となり、強い上昇相場が継続するのであれば「買い場」となって、来週以降再上昇するシナリオが想定されます。

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 5日線および+1σを割れた場合には25日線まで調整して再上昇するシナリオと、BOX相場に移行するシナリオが考えられます。

 来週以降は5日線および+1σとローソク足の位置関係に注意しながら「買い」および「買いのロスカット」を適宜行っていきたいと考えています。

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意識する日柄

・10/30から26日目の12/8

 

ポイント活動(ポイ活)でお小遣い稼ぎ~ハピタス編~

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 突然ですが質問です。

 インターネットショッピングをする時、旅行や出張の宿泊予約をする時、航空券の予約をする時、クレジットカードの発行手続きをする時、宅配買取の依頼をする時etc…

 皆さんはどのように手続きをしていますか? 

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 恐らく、該当する企業のHPから「直接」購入手続きや予約を行っている方が多いのかと思います。

 

 もちろん、今の手続き方法で何ら問題はないのですが、「チョットだけ」ひと手間かけることで、普段の買い物や手続きをお小遣い稼ぎに変えられる方法があったとしたら試してみたくありませんか?

 

 本日は私も実践しているお小遣い稼ぎに最適な「ハピタス」を利用したポイント活動(通称:ポイ活)を紹介していきます。 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

ハピタスとは 

 ハピタスは今はやりのポイントサイトの1つです。

 様々なポイントサイトがありますが、ポイントサイトを経由してインターネットショッピングをしたり、サービスの利用・購入を行ったりすることで、現金や他社のポイントに換金可能なポイントを獲得できる仕組みとなっています。

 ポイントが還元される簡単な仕組みは以下の通りです。

 ①各企業がサービスの宣伝としてハピタスに広告の掲載を依頼する

 ②ユーザーが掲載されたハピタスの広告を経由して企業のサービスを利用する

 ③企業からハピタスに広告費が支払われる

 ④ハピタスが収益の一部をポイントとしてユーザーに還元する 

ハピタスでできること

 ハピタスではインターネットショッピング、旅行や出張の宿泊予約、クレジットカードの発行、銀行口座の開設、飲食店や通販のモニター等、様々なサービスを利用してポイントを獲得することができます。

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 還元率は時期によって異なりますが、1%以上の還元率でサービスを利用でればお得感が増します。

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ハピタス利用例 

 クレジットカードを発行する前提で楽天カードの広告を見てみましょう。

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 この場合、楽天カードの広告を経由してカードを新規に発行することでハピタスポイントが1,400ポイント還元されます。

 ただし、各広告ごとにポイント対象条件がありますので、利用前に必ず確認するようにしましょう。 

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 また、他のクレジットカードの広告を見ると、10,000ポイント以上の高額ポイントが還元されるものもありますが利用には注意が必要です。

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 ポイント対象条件に「クレジットカード発行後1ヶ月以内に~円以上利用すること」とあったり、「年会費が1万円以上」必要になったりするカードもありますので、高額ポイント案件のクレジットカードを発する際には今一度詳細の確認をお願いします。

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ハピタスポイントの使い道

 ハピタスで獲得したポイントはAmazonギフト券楽天ポイント、更には現金に直接交換することが可能となっています。

 キャンペーンを行っている時もありますので、タイミングが良ければ1ポイント=1円以上の交換率で交換することも可能です。

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ポイントを貯めて何がしたい?

  ポイント活動を行う中で、ただ闇雲にポイントを貯めるだけではつまらないですし、長続きがしないものです。

 そのため、ポイント活動を行う際に「ポイントを貯めて何がしたいか?」を明確にすることでモチベーションにもなりますし長続きしやすくもなります。

 貯めたポイントで日用品を買うも良し、本を買うもよし、プレゼントを買うもよし。

 目標が決まるとワクワクしてきますね!

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 ちなみに旅行好きな私の目標は、ポイント活動を始めた時から一貫して変わりません。

ANAの特典航空券で妻と年越し海外旅行をする!
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 「ハピタスポイント→PEXポイント→三井住友カードVポイント→ANAマイル」

のルートでポイントを交換した場合(2020年12月時点での交換率は、ハピタスポイント×0.6がANAマイルとなります)、ハピタスで127,000ポイントを貯めれば、2人分の特典航空券を「エコノミークラス・ハイシーズンのシンガポール」で購入できますし、

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144,000ポイント貯めれば「エコノミークラス・ハイシーズンのハワイ」の特典航空券も購入できます。

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 年末年始という時期を考慮すると、ポイントをマイルに交換して特典航空券を購入した方が、かなりお得に旅行できることが分かります。

 今現在、私は95,000ポイント近く貯まっているため、目標とするポイント数まであと一息、というところです。

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おわりに

 いかがでしたでしょうか?

 一見難しそうに思えるポイント活動ですが、習慣化してしまえば苦になりませんし、気付かないうちにある程度ポイントが貯まっていると「ちょっとした満足感」を日常生活で味わうこともできます。

 この記事を読んで、もしハピタスでポイント活動を行ってみようかな?と思えましたら下記バーナーより登録していただけると嬉しいです。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

Rakuten UN-LIMIT Vに移行しました(楽天モバイル×初代 iPhone SE)

 こんにちは!ヤマちゃんです。

 

 家計の支出を見直すうえで必ず検討項目に挙がるのが固定費である「通信費」です。

現在、大手キャリア3社以外からも格安SIMが販売され、月々の通信費を安く抑えることが容易になっていますが、皆さんはどの会社のSIMを契約していますか?

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 私は「楽天モバイル」を契約しています。

 楽天市場で買い物をする機会が多い私にとって、楽天モバイルを契約することでポイント還元(ポイント還元率1%増加)のメリットがあるため、2020年4月にYモバイルから楽天モバイル スーパー放題プランS(2GB/月)に切り替えました。

 幸か不幸か、ちょうど同じタイミングで楽天が打ち出したのが、現在テレビCMでも放送されている「Rakuten UN-LIMIT V」を契約すると、月々の利用料が1年間無料になるというキャンペーンです。

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 来年3月以降は現在契約しているスーパー放題プランも割引が適用されない正規料金に戻ってしまうため、利用料が1年間無料かつ、最低利用期間が設定されておらず契約解除料も発生しないRakuten UN-LIMIT Vに乗り換えない手はないな、と考え12月から利用を開始しました。

 こちらの記事では、Rakuten UN-LIMIT Vに乗り換えたことでどれだけ節約ができるのか?現在使用しているiPhone SE(初代)で使用できるのか?等々、私が思っていることを書き綴っていこうと思います。

これまでの月額利用料

 私は2020年4月から楽天モバイル「スーパー放題プランS」を契約しています。

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 2GBで2,980円/月が通常価格(以降、価格は全て税別で記載)ですが、回線を契約してから1年間は

楽天会員割引:-1,500円/月

楽天ダイヤモンド会員割引:-500円/月

が私の場合、適用されるため980円/月の支払いで済んでいます。

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 月々1,000円ちょっとの支払いなので、通信費としてはかなり抑えられている方ではないかと思います。

Rakuten UN-LIMIT Vを契約すると年間でいくら得する?

  来年以降も現在のスーパー放題プランSを継続した場合と、12月でRakuten UN-LIMIT Vに切り替えた場合の年間コストを比較してみます。

※期間は2020年12月~2021年11月に設定

・スーパー放題プランSを継続した場合

 980円×4ヶ月+2,980円×8か月=27,760円

・Rakuten UN-LIMIT Vを新規で契約した場合

 0円×12ヶ月=0円

 更に、Rakuten UN-LIMIT Vを契約し一定の条件を満たすことで8,000円分のポイントが還元されるため、実質35,760円得する計算となります。

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 楽天モバイル対応端末でない場合には、浮いた分の金額を対応端末の購入に充てても良いですね!

 私はフリマアプリで楽天モバイル対応端末のHuawei nova lite 3を14,000円で購入しましたが、購入代金を差し引いても2万円以上のお釣りが来る計算となります。

※ポイント還元にはキャンペーンが適用される期間や条件がございますので、還元が必ずしも保証されるものではありません。

1年経過後はどうする?

 Rakuten UN-LIMIT Vを契約して1年経過すると、2,980円/月の支払いが発生します。

 そのため、私は1年経過後(2021年12月~)にLINEモバイルを契約しようかと考えています。

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 通信SIMの会社は「安ければどこでも構わない」というのが私のスタンスでありますが、LINEモバイルの音声通話SIMは月額1,480円で3GB、LINE利用時のデータ通信量はゼロということで、家族や知人との連絡も殆どLINEで済ませてしまう私の生活スタイルにピッタリ当てはまるプランとなっています。

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 また、3GBを使い切れなくても翌月に繰り越しができるため、何かあった時のために十分なデータ容量を確保しておくこともできそうです。

Rakuten UN-LIMIT Vは継続しないのか?

 楽天モバイルを継続することで、楽天市場での買い物によるポイント還元率が商品価格に対して1%増加するというメリットがあります。

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 しかしながら、年間のコストで比較してみると、

楽天モバイルの料金2,980円/月

LINEモバイルの料金1,480円/月

・2社の月額料金の差額(楽天モバイルLINEモバイル)=1,500円/月

1年間使用した時の差額1,500円×12ヶ月=18,000円

 と楽天モバイルLINEモバイル約2万円の差が出てきます。

 仮に楽天市場で2万円のポイント還元を受けようと考えると、年間で約200万円の買い物を楽天市場で行わなければならず、200万円も買い物をしないという方にとって楽天モバイルを継続するメリットは出てこないと言うのが私の考えです。

初代iPhone SEは利用できる?

 2年前にYモバイルのキャンペーンで初代iPhone SEを端末代金1円で購入し、現在に至っております。

 旧楽天モバイルの回線(現在私が契約しているスーパー放題プランS)は初代iPhose SEに対応していましたが、新規回線のRakuten UN-LIMIT Vは初代iPhosen SEに対応しているのでしょうか?

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 楽天モバイルにて公表されている情報では、携帯会社によって「動作未確認」または「利用できない」となっています。

  実際にRakuten UN-LIMIT VのSIMを初代iPhose SEに挿入後、開通作業を行ってみても電波状況は「圏外」となってしまい、インターネットの利用はできませんでした。

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 しかしながら、インターネット上で公開されている「ある方法」で開通作業を行ったところ、初代iPhone SEでも問題なく通信でき、専用アプリの「Rakuten LINK」にて通話およびメッセージの送信ができました。

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 5G対応の機種ではないため、利用時には4Gのパートナー回線(au)を使用することになりますが、機種変更が煩わしい方にとっては現在使用しているiPhoneをそのまま利用することもできるようです(※機種による)。

おわりに

 いかがでしたでしょうか?

 この記事が楽天モバイルを契約しようかどうか迷っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

 私は「月額の通信費」に重点を置いて通信SIMを契約するため、楽天モバイルでも何ら問題ありませんが、「回線速度」を気にされる方、「ブランド」を気にされる方、様々な考え方がありますので、ご自身の生活スタイルやニーズに合致した通信SIMが見つかることを願っています。

今週の日経平均株価分析(11月24日~27日)

 こんにちは、ヤマちゃんです!

 

 コロナウィルスの感染再拡大に歯止めがかからず、目的地を主要都市としている旅行はGO TO トラベルキャンペーンが適用されなくなり、サービス提供者への大きなダメージは免れない状況となっています。

 医療現場でも病床が圧迫され、クラスターが発生している病院ではコロナウィルス以外の患者の受け入れを断らなければならず、「助けられる命が助からない」状況が日に日に深刻になっています。

 「自分だけは大丈夫」と思わず、まずは「自分が感染しないように細心の注意を払う」を心掛けて毎日を過ごしていきましょう!

 

 それでは、連日高値を更新し続けている今週の日経平均株価を振り返っていきます 。

週足

 先週は長い上髭陰線を形成したことで一旦の上昇が止まる可能性が示唆されましたが、今週は直近高値を勢いよく上抜けて更に上昇する展開となりました。

 長期的な視点で見ると、2018年高値の24,448円を上抜けてからは抵抗となる価格帯が存在せず、上値が軽く上値追いしやすい状況が3週間継続しています。

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 今回の急騰は歴史的連騰を記録した2017年の衆院選相場と似ており、2ヶ月程度強い上昇が継続する可能性は十分に考えられます。

 移動平均線は、ローソク足>13週線>26週線>52週線と上昇トレンドの並びが継続中で、安定した相場状況であることが窺えます。

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 日足

 週明けから窓を空けて寄り付き、その後上昇したことから、直近の窓の下限を終値ベースで埋めなかった先週の金曜日は結果的に「買い場」となりました。

 多くの投資家が25日線までの押しを待っている中、「押し目待ちに押し目無し」の非常に強い相場状況が続いており、「少しでも下げたら買い」という展開となっています。

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  今週水曜日の高値26,706円は、先週火曜日の高値(26,057円)→先週金曜日の安値(25,425円)のV値=26,689円にほぼ等しく、値幅で見ると短期的に高値を付けた可能性があるかもしれません。

 また、高値を付けた水曜日は今回の上昇の起点である10/30から17日目でもあり、日柄で見ても高値を付ける可能性がありました。

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 ただし、今週の高値26,706円を来週以降上抜けた場合には、更なる上値追いを想定しておく必要があります。

 今回の急騰は2017年9月→11月にかけて発生した衆院選相場と似ており、当時と同じ日柄、値幅(上昇率)で今回も上昇すると仮定してみます。

 2017年は42日間で約4,100円(上昇率では21,5%)の上昇をしています。

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 今回の10/30を起点とし、同じ日柄、上昇率で上昇した場合、12/30の大納会に約28,000円に到達する計算となります。

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 同様にして、同じ日柄、値幅で上昇した場合には12/30に約27,000円に到達します。17日間で4,000円近く上昇している強い相場であるため、今から1ヶ月後に27,000円、28,000円に到達している展開は十分に考えられるでしょう。

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TOPIX

 TOPIXもようやく2020年の高値を上抜け、2018年10月の暴落時に空けた窓に挑戦する動きとなっています。日経平均株価の強い動きに連動していくのであれば、TOPIXも2018年10月の窓埋め後、高値を上抜くシナリオが想定されるため、個別株にも追い風が吹く展開が予想できます。

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指標

 25日騰落レシオは依然として過熱感は見られず、騰落レシオから見る需給においては過熱感を示す120に到達するまで上昇の余地が十分にあります。

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 空売り比率が増加した日に日経平均株価が下落していれば「買い場」の目安として参考にできます。今週は金曜日に空売り比率が増加していますが、金曜日は日経平均株価が上昇しており、上昇の中での空売り比率の増加であるため、一旦の天井が近いことを示唆しているのかもしれません。

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 先週の投資主体別売買状況は3週連続で海外勢が大幅買越し、個人が大幅売越しとなっており、売りに回っている個人にとっては苦しい展開が1ヶ月近く続いています。

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来週の戦略

 今週も押し目買いがメイン戦略となります。株価の値動きのシナリオを立てるために、2017年の急騰場面での株価とボリンジャーバンド+1σ、5日線との関係を見てみます。

 5日線を割れた場合には+1σに近付いたポイントが買い場となっていますが、上昇の勢いが非常に強い場面であれば+1σまで押す機会が少なく、5日線をサポートに上昇していることが傾向として見て取れます。

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 今回の相場でも+1σに押して上昇していくバンドウォークを想定してはいますが、上昇の勢いが強い場合には5日線を押し目として上昇するため、来週以降5日線まで下げてくる場面があれば買いを入れて対応上昇相場に対応していきます。

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